節電
せつでん
電気器具の利用を減らしたり、無駄な電気の利用を見直したりして、電気の無駄遣いを抑えること。
概要
電化製品の利用を減らしたり、より消費電力の低い器具に置き換えたり、無駄な電気の利用を見直したりして、電力の使用量を抑えること。また、その活動。
家庭の電化製品は、照明・テレビ・エアコンの3つ(もしくは冷蔵庫も含めた4つ)が最も使用電力が多いといわれる。だから節電するにはこの3点に注目して無駄を削減していくと良いとされる。ただし、猛暑の中でもエアコンで室温を下げないとか、部屋が暗いのに照明を点灯しないといった、過度な節電に起因する事故を起こしてしまえば、医療費などで光熱費以上の損失を被ってしまうという元も子もない結末もありうる。だから、自分の限界を超えて無理するのはおすすめしない。
一概には言えないが、近年の高性能化・コンピューターによる制御が普及した精密機器の場合、その機器を使用しなくなったあと、およそ1時間以内に再び使用を再開するのであれば、(可能ならエコモードやスリープモードに切り替えて)電源をつけっぱなしにすることが推奨される。これは起動してから動作が安定するまでと、機器が完全に停止するまでの工程が多くの電力を消費することや、過度な電源操作による過負荷で機器を故障するリスクを抑えるためである。