アイドルをやっている目的は、ただお金を稼ぐため。
概要
トップアイドルグループⅢXのセンター。本名山田・フランツィスカ・夏織。パリコレへの出場経験もある元カリスマモデルで、男性ファンだけでなく憧れの女性としての人気も高い反面、その実とてもお金にがめつい。
キャラクター詳細
人物像
アイドルとしてのfranは女性ファンから「franお姉様」と慕われるほど凛とした輝きを放っているが、マネージャーや同じグループのメンバーには素である面倒くさがりで俗っぽい一面を見せる。というかそっちしか見せない。
ダイアローグモノローグ関わらずしばしば愚痴や毒を吐き、同じグループのkanaを子ども扱いしては喧嘩するのが日常。
「アイドル業界って金の使い方を間違えてないかしら」
自分の実力にはかなりの自信があり、ライブに向けたレッスンも少なめだが、たまには真面目にやっている時もあるそうで、一アイドルや天才といったキャラクターに振りきれないところが、アイプラにおける登場人物の中である意味最も人間らしいと言える。
同じグループのmihoから指摘されるほどの性格の悪さが目立つ一方で、「（アイドルは好きじゃないが）どうせやるのなら せっかくなら可愛く、格好良くやりたいじゃない」といった自分なりのプライドを持って活動している。そのプライドの高さは彼女の闘志や行動力に繋がり、東京編においては格下と侮っていたサニーピースを「格好いい」と認めたり、不正を働く姫野に対して「みっともない、格好悪い」と憤る様子も見られた。
「これでも私はデザイナーなのよ。美的センスまで売り渡すつもりはないわ！」
自分の苗字である「山田」で呼ばれることをとことん嫌う。その理由については本人曰く「似合わないでしょ、私のこの金髪にその名前！」。逆に劇中で「夏織」と呼ばれたことは一度もない。
セレブの友達がたくさんいるらしいが、将来のための人脈づくりに過ぎず、そういった機会の場であるパーティーなんかは嫌い。さらにSNSの運用も苦手で、犬猿の仲にあるkanaとは好みが正反対になっている。
容姿
アイプラに登場するアイドルの中で一番の高身長に抜群のスタイルと、ウェーブのかかった長い金髪が特徴。幼いころはこの特徴的な外見のせいで友達が出来ないと思っていたため自分の容姿が好きではなかったが、タレント活動における大きな武器となった今では感謝しており、重宝している。
家族構成
日本人の父親とドイツ人の母親を持つハーフで、兄弟はいない。出身は明らかにされていないが、自分の容姿に疎外感を覚えたという過去話からおそらく日本育ち。
好物
不明。特に好き嫌いは見られない。お酒には弱いのか、ゲーム内イベント「舌戦開幕！賛美の湯」では寝落ちしかけており、イベント後日譚となる個別ストーリーでは二日酔いもしていた。
趣味
ファッション
好きなブランドの新作で何色を買おうか迷ったり、マネージャーの服装について注意したりと自他ともに気を配っている様子が見られる。デザインすることも好きなのでグッズや衣装で関連した仕事が来るのを楽しみにしている他、星見プロダクション事務所のオシャレな内装に好感を持っていた。
株、お金になること
スマホで株取引をしていたり、事あるごとにビジネスチャンスを見出したりする。しかしまだまだ勉強中の身であるのか、株価の上昇を逃したり暴落にあったりすることがしばしば。
「ああ～もう、あっという間にナイアガラ……」
漫画
曰く、休日とか家にいる時間が一番幸せなのだそうで、映画・ゲーム・漫画・アニメ等カリスマモデルからは想像しにくい意外にも大衆的な趣味を持つ。
経営学
日常的に経済誌を読み、『グローバル時代の経営学』といった本で日々勉強しているためそれなりの知識はある模様。また、過去の苦労から領収書の入力など事務周りの仕事をこなすのも速い。
franの夢
三者三様の利害で構成されるスリクスのfranがアイドルをやっている目的は、お金を稼いで自分のブランドを再興させるためである。
自身の容姿が好きになれなかった幼少期、親に買ってもらったワンピースを喜んで着ていたところを事務所にスカウトされた経験から、「私みたいな子でも可愛くしてくれるファッションって凄いんだ」とファッション業界に憧れるようになる。モデルの仕事を経て、自らデザインを手掛けるアパレルブランド「ERFOLG」を立ち上げたものの、素人経営故の高級路線が祟り大赤字を生み出してしまう。ERFOLGはわずか数年で販売終了し、それによってfranはこの若さで1億円の借金を背負うことになった。
かくして、借金を返済し今度こそ世界に通じるブランドにすることを目標にアイドルを続けている彼女だが、借金持ちでありながら未だに怪しげな金儲け話に騙されかかるなど、夢の成就は遠そうである。
「あ～あ、誰か私に5000兆円くれないかしら」
余談
ERFOLG（ドイツ語で『成功』の意）のコンセプトを一部抜粋
『私は服をつくる。服は人をつくる。成功は自分でつくる。』
フルバージョンは2022/10/27のアイプラ生放送を参照のこと
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