カール(モブせか)

かーる

「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のキャラクター。

概要

ヴォルデノワ神聖魔法帝国の皇帝。web版ではバルトルトという名前であり、web版と書籍版でそれぞれ異なっている。いずれも転生者であり、アルトリーベ3作目の主人公ミアの父親であることは共通。

フィン曰くゲーム本編では冷たい父親であるが本人はミアを溺愛しており、陰ながら大切にしている。

しかしミアが覚醒したと同時にかつて新人類が作った要塞アルカディアが起動し、再び新人類と旧人類の戦争(いうなれば生存競争)をすべくホルファート王国に戦争を仕掛けた。

以降書籍版

書籍版ではカールという名前で前世はリオンやフィンと同じく妹が存在しアルトリーベの方もフィン同様に妹がプレイしたのを見た程度である。

本作から50年くらい前に転生し前世の記憶を持ってからは後継者争いに巻き込まれ皇帝に即位した際、反抗した今世の弟を処刑した過去を持つ。

お忍びで城を抜け出した際に知り合った町娘に恋に落ちその間にできたのでミアである。フィンに対してはミアのこともあるため少々険悪な関係だがミアがフィンのことが好きなので気持ちである。

リオンという人物がどういう人間か確かめるべく変装してホルファート王国にやってきたがラーシェル神聖王国の件でリオンたちと同行することとなり、リオンに神聖魔法帝国の皇帝だと気づかされて神聖王国との戦いに目をつむってくれと頼み込む(神聖王国と神聖魔法帝国とは同盟関係でもあったため)。

カール本人も神聖王国には不満があるのとリオンがどうするか確かめるため許諾した。

その後は神聖王国がリオンたちにより制圧し事後会議で正体を明かし何とか事なきを得た。

web版同様にミアが覚醒し、アルカディアが起動したがリオンを見極めており、王国と手を取り合おうとしたがアルカディアがカールの息子である皇太子をそそのかし反逆者として彼を殺害。

死の間際、娘であるミアのことを思いながら落命した。