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概要

主人公リオンの出身国。

アルトリーベ1、3作目の舞台。

その昔、6人の冒険者によって建国された王国で、貴族でも冒険者としての功績が求められるが故に領地貴族の強い力を持つ。


何故か他国と違い歪んだ形で女尊男卑文化があるが、実は王家の影響力を増す政策として下位の貴族に限定した「女性優遇」が行われていたが、女性達の増長が想定以上に強くなって「女尊男卑」の状況に陥ってしまったのが原因だった。

そのせいで差別を受け続けた地方領主貴族の王家への忠誠心は殆ど失われるという本末転倒の結果を招き、そこに国一つ容易に滅ぼせるルクシオンを手にしたリオンの活躍によってそれまでギリギリのところで保たれていた国内のパワーバランスに止めが刺されてしまったことから内戦への発展が時間の問題となってしまう。


ファンオース公国との戦争を経て女性優遇は改められるが、それまでの反動から自分たちを虐げ続けていた女性達への恨みを溜め込み続けていた地方領主貴族の子息を始めとした一部の男達が増長する様になり始める等、新しい問題が次から次へと発生して平穏には程遠い状態が続いている。


学園

男性の婚活の為に騎士家の多い普通クラスと爵位持ちの多い上級クラスがある。

普通クラスの女性は性格がいい者も多いが、上級クラスはまともな女性が少なく、屑貴族の方が多い。

学園設立には国家の強さを貴族や他国に宣伝する理由の他に隠された目的がある。


ファンオース公国との戦争後、専属使用人制度の廃止と屑貴族の大半が追放された事で、男子とまともな女子の学園婚活状況は改善された。


ギルド

冒険者組織。冒険者が手に入れたロストアイテムで建国したホルファート王国では男の権利を守れる実力主義の貴重な組織王国の数少ない長所であった。リオンの身分が低いうちはこの組織が淑女の森やゾラからリオンの財産を守っていた。


地方領主貴族

浮島を持つ領主だが、女尊男卑社会で側室家族が屑な正妻に農奴のように搾取され続け、側室家族を死に追いやる淑女の森などを放置する王国への不満が高まっている為、ホルファート王国への忠誠心は低い。


エルフ

魔法を使う亜人種族の1つ。寿命が長い。ホルファート王国では専属使用人(奴隷)の愛人として人気がある。寿命の長いエルフにとって専属使用人は出稼ぎと同じである。

人との子供が生まれない亜人の中で唯一子供が生まれる亜人種族でもあり、生まれた者はハーフエルフと呼ばれている。なお、ハーフエルフの寿命は人間と同じ。


その正体は、旧人類が作り出した魔素に適応した戦闘員。彼らの寿命が長いのも長期戦を戦い続けられるように遺伝子操作されていたため。


専属使用人

人間の使用人は普通の身分だが、亜人の使用人は例外なく奴隷。ホルファート王国では愛人を連れ回す特殊文化がある。奴隷といっても女性の持ち物なので学園男子より待遇がいい。


奴隷にあるのは契約のみで主人に忠誠を誓っているわけでもなく、魔法の力で行動を縛るわけでもないので主人を裏切ろうと思えばいつでも裏切れる。ただ、それをやってしまえば、食い扶持を失うどころか重罪人として処刑されるのはほぼ確実で、仮に処刑を逃れても同業の使用人達から恨まれて命を狙われるといった形で破滅するだけな為、専属使用人達は誰も裏切ろうとしなかっただけなのである。


しかし、ファンオース公国との戦争の際、バルトファルト家の使用人だったミオルがリオンを逆恨みする形で裏切ってロストアイテムが敵国に渡った一件が大きな問題となり、学園の専属使用人は正式に廃止となった。


淑女の森

ホルファート王国にあるゾラが所属する貴族女性の組織。男性を男娼や軍人として使い捨て、遺族年金で利益を得る犯罪組織。

ゾラによってこの組織に売られかけそうになったのがきっかけで、リオンは冒険者になる事を決意した。


ホルファート王国がファンオース公国を滅ぼした後は犯罪組織として国外追放され、金が目的だった専属使用人らは去って行った。その後、ラーシェル神王国の支援を得てクーデターを起こすが、ローランドの掌で転がされた末に呆気なく瓦解する。


神殿

聖女の杖、腕輪、首飾りを鑑定できる組織。

聖女を守る神殿騎士は、身分の高い王国貴族でない限り婚活から逃れられる。

マリエに利用されるが、ファンオース公国との戦争で神殿戦力の9割が壊滅してしまう。マリエの自白で聖女が偽物だった事が判明し、恨みをかった上に命を狙われたマリエは神殿を追われる事になった。


聖女

乙女ゲー1作目に神殿が認定する存在。



関連タグ

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です


































ネタバレ注意









































web版では、学園だけでなく王宮、地方領主貴族といった組織でさえそれぞれの都合を優先して裏切り、敵国との戦争やクーデターでも纏まれなかった為、裏切者が出る援軍より最初からいない方がマシと考えたリオンは最早王国に期待しなかったが、一部の守りたい人たちの為に戦った

神聖魔法帝国との戦争終結後はアンジェの奇策とローランドの利害の一致により、リオンが王位を継ぐことでバルトファルト王朝へ交代し、国名は変わらないが実質的に新しい国となる。


また、本来のゲームシナリオの一部をオリヴィアが悪夢で見る事もあり、逆ハーレムルートで国家運営は軌道に乗っていたが、ルクシオンに裏切られて国ごと亡ぼされるという夢を見ており、転生リオンやクレアーレが存在しない世界でもあったのでゲームシナリオの中でも比較的平和的に終わっていた逆ハーレムルートが実は鋼の魔王ルクシオンに破滅させられるルートだった可能性が高い。ルクシオンに国の破滅をオリヴィア自身が望んだ事だと言う台詞からオリヴィアを操っていた初代聖女の怨念と実質利害の一致で協力関係にあった可能性もあった。


マリエルートにて判明した事実

王国を建国した6人は、五馬鹿リビアの先祖である冒険者達と聖女だったが、彼らとパーティを組んでいたリーダー格の冒険者が存在していた。


その人物こそ、リオン達バルトファルト家の先祖リーア・バルトファルト


「リーアは仲間の裏切りが原因で冒険者稼業に嫌気が差し、スローライフを過ごす為に田舎に引っ込んだ」というのがバルトファルト家の基盤となったとされているが、実は五馬鹿の先祖に功績の全てまでも奪われていたのである。

そして、聖女が行方不明となり血筋が解らなくなってしまった理由は、リーアへの仕打ちに激怒した彼女が王国を見限って去った為であった。



結果的に上記のバルトファルト王朝への交代はホルファート王家が権威と権力を始め本来あるべき功績をリーアの子孫の元へと返還した形となっていたのである。


尚、この建国の経緯が転生者の影響によって改変されたものなのか、それとも元々のゲーム通りなのかは不明。相応の年月が経ったであろう「ゲーム6作目の時期でも健在」という設定を考えると、本編ほど歪で複雑な問題を抱えてはいなかったか、或いは聖女となったオリヴィアのチート能力のゴリ押し(初代聖女の各道具に宿った怨念)で何とか存続しているかのいずれかだと思われる。

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