CV:津嘉山正種
概要
錯刃大学の教授。専攻は脳科学。
自他共に認める天才であり、化学・物理学・医学など、ありとあらゆる分野に通じる万能の科学者。また、その関係か数学者である本城二三男とも面識のあることが窺える。
若くして教授の座に居り、かつては錯刃大学病院特別脳病化治療施設に勤務していた。
人物像
自身の頭脳に絶対の自信を持った偏屈な男性。理屈を並べるため初対面や専門分野でない人たちからはあまり良い感情を持たれないが、数々の研究成果をあげており学会からの評価は高い。
大学の生徒たちから「変人」と呼ばれながらも人望があり、一部の女子生徒からも「一途そう」と密かに人気がある。また学科試験に行き詰まっていた生徒に解答のヒントを教えたり彼なりのエールを送るなど、面倒見の良い一面もある。
ネタバレ
以前、施設で治療と研究をしていた一人の女性と知り合い、交流を持つことになる。しかし自らが死力を尽くしたにもかかわらず、彼女を救うことができなかった。
望むことをすべて頭脳によって可能としていた彼にとって、これはプライドを大きく傷つけられることであり、また彼にとって生涯で初めて心を動かされた女性であった。
このときなされた彼の決意がとある犯罪を引き起こした。
その後は自身が作り出した存在によって殺害されるが……
血族編においては奇しくも、彼の作った救助システムがネウロを助けた。