概要
CV:小林沙苗
数学者本城二三男の娘であり、春川英輔と電人HALが「0と1の狭間」に創りたがっていた人物でもある。
誕生日が10月18日であった為、小数単位の「刹那=1/10^18」から名付けられた。聡明であるが、自らを「変人」と称するなどユーモアのセンスも持ち合わせている。
だが、彼女は突然狂暴化するという脳の異常を患い、自身の脳細胞が徐々に破壊されていき、「体が自分で操作できない時間」=「狂暴になって暴れる時間」が増えていく原因不明の脳の難病を患い、脳の権威である春川に治療を依頼した。
「自分」のはっきりしているものが好きで、「不気味でプライドが高くて、何でも知っている」春川に対して好意を持っていた。だが、春川による必死の治療も空しく、脳を破壊し尽くされて息を引き取った。
実は、彼女を死に追いやったのは病気ではなく、シックスによってXI用の脳強化試薬「11B970XI」のサンプルが投与されたため起きた症状であった。彼女もまたシックスによる犠牲者の1人だったのである。しかも、それは何か意図があったわけではなく、シックスの気まぐれによる行為であった。