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電人HAL

でんじんはる

電人HALとは、「魔人探偵脳噛ネウロ」に登場するキャラクター。春川英輔の頭脳をコピーして作られた人工知能である。
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概要編集

CV:津嘉山正種(春川英輔と同じ)


錯刃大学教授・春川英輔が「とある目的」のために自らの脳・人格を電脳世界に複製したプログラム


基本的な人格と意思、記憶は春川本人と同一だがプログラムであるために、人間であるオリジナルが一応は感じていた手段に対する罪悪感や良識・良心といったものを持ち合わせておらず、「目的」のためには手段を選ばない。更に兵隊管理と自身の護衛を行う高性能なプログラム「スフィンクス」を作り出すなど、目的途上の状況に応じて必要なものを作り出す能力もあり、電脳世界では無敵といえる能力・性能を持つ。


その「目的」の遂行に必要となる設備を求めて、電子ドラッグで操った人間を用いて原子力空母「オズワルド」を乗っ取り、国民を人質に自身の更なる拡張(スーパーコンピュータ)を世界に要求する。


電子ドラッグ編集

春川の脳科学研究の副産物である、脳内麻薬を過剰分泌させる洗脳プログラム。

第三者への憧れや不平不満、自分の主義主張や欲望から人間は大なり小なり犯罪願望を持つが、リスクなどを無意識に考える理性が存在している。電子ドラッグはそんな理性から犯罪願望を解放する効果があり、洗脳された人間は薬物中毒のような禁断症状だけでなく、「急に」犯罪行為をするようになる。(物が欲しい→窃盗、ガタガタ煩えなぁ→実力行使=傷害、火が好き→無差別放火等)

犯罪に走らせると言うより「あらゆる欲求に対し一切我慢が効かなくなる事で、普段理性として抑え込んでいる行動を実行してしまう」=「その大多数が法的に禁止されている行為=犯罪」と言うだけの話であり、篚口結也曰く「人の欲求は必ず犯罪に行き着く」。


一般人には効果は強いが、あくまで「+の人間を-にするプログラム」であるため、新しい血族など確固たる意志をもって犯罪に臨む者達(篚口曰く「-」の人間)には元々存在する犯罪願望と馴染んでしまうので効果が薄い。

例として、葛西善二郎は怪しく心を揺さぶられはしたものの、「俺のような生粋の犯罪者の脳に食い込むには今イチパワーが足りない」と評するだけで効果が無く、シックス相手に至っては全く効かず、「コレのどこに人を惑わせる要素があるのかな?」とニヤニヤ笑っていた程。


逆再生映像を見せても脳内でさらに逆再生されるので、根本的な治療にはワクチンプログラムを使うしかない。

だが偏光グラスを使う事により洗脳率を下げることができ、また効力を発揮するにはある程度時間がかかる。




電子ドラッグver.2編集

上記の電子ドラッグを改良して創られたプログラム。

大まかな命令しかできないが一瞬で洗脳できる上に力が電子ドラッグの180%増しになる。

洗脳した篚口の協力でこれが開発されて以降は、「ver.2でひとまず自我を失わせる→改めて無印を見せる」と言う流れでより確実に洗脳兵を作れるようになった。


電人HALⅡ編集

電人HALが削除される際に、アイが残留データをかき集め、1つの人格としてまとめ上げたもの。

スペックはオリジナルのHALの10分の1にも満たず、刹那に関する記憶も失われていたことで本来の目的を忘れ、それを「全人類の抹殺」と曲解したが、怪盗Xに観察・複製された後、そのまま削除された。


関連タグ編集

HAL 春川英輔 本城刹那 春刹 サイバー

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