プロフィール
解説
桂木弥子魔界探偵事務所の協力者。
元々はヤクザ運営の金融会社「早乙女金融」の副社長代理。社長の殺害事件をネウロに嗅ぎつけられ、「事件を解決したら事務所を貰う、解決できなかったら弥子を事務所の望むところでタダ働きさせる」という取引を交わし(吾代本人は「組織の上部に報告してもなかったことにされるから、最初から自分達で解決してしまった方がいい」と内部での解決を望んでいた)、結果事件は解決、(約束を反故にしようとした本性を露にした)ネウロによって追い出された。
以降「使える人材」としてネウロに目をつけられ、アヤ・エイジア事件後協力者にさせられることとなった。
性格は粗野で野暮だが義理堅い。
ヤクザの界隈ではかなりの武闘派で知られており、その腕っぷしの強さと容赦の無さから一目置かれ恐れられていた。
当初はマスコミ対策の用心棒やネウロらが不在時の雑用係として扱われていたが、早坂編以降は望月総合信用調査に副社長兼監査役として出向し、(社長が無能なため)実質的な社長として働く一方、未解決の事件などの情報を収集しネウロに提供していく。
望月の会社では、激務ながら高給取りとなり、30回ローンで高級車を購入した……が、電人HALとの戦いの中でネウロに強奪された挙句大破させられてしまい、代車としてオンボロの軽トラック「ミゼラブル号」を与えられたが、そちらも後にシックスとの最終決戦で大破する。
「義務教育6年」を語り、最終学歴は本人曰く小卒。
ただし中学には通っており、上記の発言はあくまで「通っていなかったも同然」という自虐である模様。曰く「1年365日ほぼ敵と出会えば即VS.(バトル)」な日々を送っていたらしい(バレンタインデーの時はチョコを期待していつも以上にバトルした結果、次の日には町から不良がいなくなったらしい)。
単行本11巻のおまけページでは、中学生時代の彼の机は雑草や茸が生えてボロボロになっていたことが判明している(小学生時代は清潔で整った机だった)。
笹塚衛士とは犬猿の仲だが、結託すれば高いコンビネーション力を発揮する。
また、ネウロも弥子も予測できなかった笹塚の豹変を見抜いていた。
年下の旧友「チー坊」ことヴァイジャヤとの再会を機に、人間と「新しい血族」の戦いに大きく関わっていくことになる。
シックスとの最終決戦でも、ネウロと弥子を上記の「ミゼラブル号」が大破するまで支援し、最終的に怪盗Xの埋葬にも立ち会った。
ネウロが魔界へ帰った後も弥子をサポートし続けている。
彼は「新しい血族」と「人間」について、最も鋭い指摘をしている(曰く「血族など本当にいるのか?」「豹変しない人間などいない」)。
アニメ版では初めから雑用として働いており、早乙女金融の副社長代理だったのは4ヶ月前までという設定に変更された。
また、望月と早坂兄弟が登場しないため調査会社に出向せず、雑用として事務所に常駐している。
そのため原作に登場しないエピソードに登場したり、慰安旅行やオズワルドに同行したりと、大幅に出番が増えている。
関連タグ
脳噛ネウロ 桂木弥子 早坂幸宜 笹塚衛士 早乙女國春 ヴァイジャヤ
フランキー・フランクリン:中の人が同じで、主人公に何かと便利屋扱いされ雑用を任される点が共通している。ただしこちらはちゃんと働いた分の報酬をもらえるため、吾代より扱いは遥かにマシである。