「食うに困らず退屈もしねえ仕事だろ、他にまだなんか欲しいのか?」
CV:矢尾一樹
人物
裏社会おいてに吾代を育てた人物である(吾代にビールをかける回想は名シーンの一つ)。
社員達から基本的に恩人として尊敬されていたのだが、その中の一人である鷲尾正勝だけは全く尊敬などしておらず、むしろ「恩義があろうがなかろうが俺にとっての社長はただの不当な占拠者」とのたまい巣の中心にいたいからというあまりにも下らない理由で筋違いの恨みを向けられており、仕事終わりに社員が全員飲みに向かい一人残って残業(その残業も鷲尾が早乙女を残業させるために吾代のデスクワークのミスをでっちあげて仕組んだもの)をしていた所へ鷲尾が仕掛けていたワイヤーを利用したトリックで首をはねられて死亡するという悲惨な最期を遂げた。
直接の描写はないが、吾代の話によれば彼に付き合わされてアヤ・エイジアのコンサートに行ったこともあるようだ。
新しい血族編ではヴァイジャヤ(チー坊)の回想で金融会社社長として活動する姿が描かれている。
吾代は早乙女の死亡後も「犯人なんか見つからなくてもいい」と全く悲しんでいない素振りを見せていたが、実際は恩人である早乙女のあまりにも突然過ぎる死に思うところがあったようで犯人発覚の際は社員の中で最も鷲尾に激怒するなど、吾代からは内心では深く尊敬されていたようである。
裏社会の人間である以上、誰かから恨みを買うことなどよくあることかもしれないが、食い扶持を与えていた部下の1人にくだらない動機で殺されたことは本当に気の毒である。
初登場時から既に死亡していて出番も殆ど無いにもかかわらず、第1回キャラクター人気投票では吾代に次ぐ5位という高人気だった。
余談
当時ジャンプで連載していた某殺し屋漫画のキャラクターで、後に腐女子に絶大な人気を博す彼によく似ている(容姿に加えて、裏社会に関わって生きているという境遇においても)。登場回数に反しての高人気はそれが一因している……のかもしれない。