概要
CV:山口勝平
早乙女金融の社長代理を務めるヤクザ。
会社内では元々は副社長だったようだが前社長の早乙女國春の死に伴い繰り上がりで社長となった。
事務所を乗っ取るために乗り込んできた脳噛ネウロと「この事務所内で起きた殺人事件を解決したら事務所を出て行き、出来なかったら桂木弥子が一生タダ働き」と言う賭けを交わす。
ネウロ達の捜査により犯人が明るみに出ようというタイミングでネウロを銃撃。口では「生かして返せば警察に駆け込まれる」と言い訳をするが実際には自らが早乙女を殺害した犯人だとバレてしまうため口封じを試みたのである。
「なぜだか、我慢できないんだ…俺のいる巣の中心に俺以外の人間がいることが…」
幼少期から立場に執着をみせており、小学生時代にクラス委員長の座を友達と争った事がありクラス内投票で僅差で友達が当選すると、目出し帽で顔を隠してその友達を校舎裏に呼び出して半殺しにして繰り上げ当選を勝ち取るなど自身が「集団」の中心にいないと気がすまない性格。本人曰く1番になりたいわけではないらしい。
よって現在の「集団」の中心にいる早乙女をよく思っておらず当初は早乙女の死を貶す発言をした吾代忍に激怒していたがこれはただの演技であり、実際は「恩義があろうがなかろうが俺にとっての社長はただの不当な占拠者だ」と全く尊敬などしていなかった。
最後はネウロに謎を食われた挙句に「ボス気取りのヒヨコには狩られる側に回ってもらいましょう」と恐ろしい幻覚を見せられて鳥のような鳴き声を上げながらその場から逃走した。
原作ではその後の行方は不明だが、アニメ版ではエンドカードにて「後日、琵琶湖上空で発見」とされていた。また構成の関係で彼の起こした事件は回想という形で描かれておりアニメ版の時系列上ではネウロ達が出会った最も過去の犯罪者とされている。