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概要

DM22-SD1『スタートWINデッキ 邪神・フロム・アビス』で登場した闇単色のアビスロイヤル。

憑代になった道具はバール付トンカチ。名前は「ハンマー」と韻を踏んだもの。

カード能力

レアリティP(表記無し)
コスト闇文明(4)
カードタイプクリーチャー
種族アビスロイヤル
パワー2000
能力S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。その後、自分の墓地にあるカードの枚数よりコストが小さい相手のクリーチャーを1体、破壊する。

登場時に任意で3枚墓地肥やししてから、自分の墓地枚数未満のコストの相手クリーチャー1体を強制で破壊する。

墓地のリソースを増やして除去までこなすS・トリガー獣ではあるが手打ちできる軽さなので、墓地にカードを溜め込む【黒単アビスロイヤル】では種族と能力の両方で最高の相性を持つ。

ベル=ゲルエール》や《フォーク=フォック》と言った墓地肥やしを担う初動から繋げれば、序盤の内にジャイアントキリングが可能な火力にも到達できる。

アビスベル=ジャシン帝》の能力で『アビスラッシュ』を付与してやれば、たったの1マナで後続のアビスロイヤルを確保しながら除去と疑似スピードアタッカーが飛んでくる。

勿論、【5000GT】などの他の【墓地ソース】デッキに入れても八面六臂の活躍を期待できる。

総じて、受けと攻めの両方で活躍できる高い汎用性と爆発力を持つカードである。

大会の環境でも登場早々に、このカードを採用した【墓地ソース】デッキが結果を残している。

活躍

CV:桑田直樹

アニメ『デュエル・マスターズWIN』では1話から斬札ウィンが使用している。主にピンチの時にS・トリガーで召喚され、除去で相手の攻撃を防ぎながら墓地肥やしで反撃の足掛かりを作る縁の下の力持ち的存在。

デュエル外の日常パートでは《フォーク=フォック》、《ブック=ラギルップ》と共に《ジャシン帝》こと邪神くんの傍に控えており、3体の中で一番小柄で年少者のような面が見られる。

OPでも3体揃って登場している。

余談

名前は「ハンマー」と韻を踏んだものであるが、お笑い芸人・チャンバラトリオ南方英二氏が大喜利企画で悩んだ際に生み出した迷言である「ハンマカンマ」、およびそれをハリウッドザコシショウ氏が悩み事や考え事の表現としてリスペクトした「ハンマーカンマー」という造語があり、そちらもモチーフに含まれている可能性もある。

『WIN』第10話でのウィンvsハリウッドザコシショウのデュエルでは実際にハンマーカンマーと絡めたネタが挟まれた。

ちなみに前シリーズである『ジョー編』のマスコットのデッキーは、ジョーカーズを生み出す過程で口に画用紙を突っ込まれたときに同様の呻き声をあげている。