CV:佐藤せつじ
概要
突如ジョーの元に落ちてきた喋るデッキケース。
ジョーの描いた絵からクリーチャーを生み出す能力を持っている。
デッキーの能力
クリーチャーを生み出す力。
時が流れるにつれ、文明の力まで身につけた。
最初はボルツと真のデュエルをした後に火文明の力を身につけ、ドラゴンを生み出すために尻を鍛え、ジョラゴンを生み出した。
次に自然文明の力をみにつけ、尻を改造してGRクリーチャーを生み出す力を身につけた。
また、物理的に真っ二つになったこと等もあるが、テープで元に戻ったことがある。
「キング!」最終話では、ジョーの記憶と飲み込んだジェンドルの持っていたオーブのエネルギーを合わせて、終盤にジェンドルに消されかけた歴史を全て復元した(ついでにジェンドルを封じるために次元の狭間に飲み込まれたタイムピョンチキも復活した)。
デッキーの最期(「キングMAX」のネタバレ注意)
鬼の槍に力を奪われ、それでも尚ジョーと共に闘うことを決意したデッキー。しかし鬼の槍に操られたアバクとの最終決戦にて突如咳き込み、何かを悟ったかのような表情を見せた。
そして————
※『キングMAX』第16話のネタバレ注意!!
デッキー「ゲホッゲホッ…」
ジョー「デッキー!本当に戻ったって!デッキー…どうしたの?」
ジョー「デッキー!?しっかりしてよ!デッキー!どうしたの!?元に戻ったんじゃなかったの!?」
デッキー「すみません…ジョー様…お別れの時が来たようです…」
邪王来混沌三眼鬼に奪われた力を取り戻したデッキー。
しかし(決戦前に力を奪われた状態で鬼の槍によって吹き飛ばされていたジョーカーズを無理に呼び戻したのも祟ってか)体に限界が来て倒れてしまった。
ジョー「な、何言ってんの…」
デッキー「元々私は…ただのデッキケース…奇跡によって、命を宿しました…これ以上、一緒に居ることはできないようです…」
ジョー「やめてよ!どうして急にそんなこと言うの!」
デッキー「私は…ずっとジョー様を見守ってきました…いざこざのあったアバクにさえ気持ちを寄り添わせて、どんな相手にも手を差し伸べる強さを手に入れました…ジョー様は…ホントに立派に成長されました…何も、心残りはありません…」
ジョー「やだよデッキー!デッキーがいないとダメだ!嘘だよね…いつもみたいに冗談だって笑ってよ…デッキー!」
デッキー「皆さんの力、少々お借りします…ジョー様、皆さん、長い間お世話になりました…」
デッキーは何も言わずにジョー達の力(魂ポイント)を借りて最後の力を使い、王来学園を復活させた。
「さようなら…本当はジョー様の卒業式、見たかった—————」
しかし、あまりにも失ったものは大きく、デッキーは普通のデッキケースに戻ってしまった。
ジョー「グスッ…うぅ…デッキー!!!」
そこには、ジョーの慟哭が虚しく響いた——————
視聴者の心にも響く悲しい瞬間。
SNSでも、「最終回やスピンオフで復活して欲しい」という声が多かった。
そしてデッキーが消滅した影響は大きく、ジョニー、ジョラゴン、モモキングをはじめとしたジョーカーズもジョー達がいる世界に留まれなくなってしまい、キラとのデュエマの後、ジョーと別れることとなった(カードがジョーの手元に残ったかどうかは不明)。
更なる考察
デッキーが消滅した原因としては、Theジョラゴン・ガンマスターを生み出したとき等とは違い物理的にではなくデッキーの生命の核となる「生み出す力」に干渉されたためというところが大きい。
今までデッキーは様々な目に遭っているが、この一件で鬼の槍に力を奪われるまでは物理的な被害(=故障しても修理が効くデッキケースへのダメージ)が多かったため、デッキーにとっても命の核となる「力」そのものに干渉されるのはデッキーにとっても予想外だったのだろう。
お願い!デッキー
人造の龍と戦う時も、大地の怒りと戦う時も、電脳の陰謀と戦う時も、世界の無と戦う時も。そして、歴史の破壊者と戦う時も、すべてを奪う鬼と戦う時でも。ジョーの傍らには常にこのデッキケースがあった。
DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」にてデッキーをイメージしたカードが収録。味方クリーチャーにジョーカーズを与える効果があり、ジョーカーズ主軸のデッキ以外にジョジョジョ・マキシマム等のジョーカーズ指定呪文を投入し、相手の意表を突くこともできる。