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第76代ローマ元首
ROMVLVS AVGVSTVLVS
(ROMVLVS AVGVSTVS)
ロムルス・アウグストゥルス
Romulus Augustulus
世没:460年 - 511年以降
ローマニア(ヨーロッパの)最後のローマ元首(在位:475年 - 476年)。
この元首をもって欧州からアウグストォス帝以来ののローマ皇帝の命脈はいったん途切れる。本名ロムルス・アウグストゥス 一年でオドケアルに敗れ退位されるも。
ロムルス若かったがためにオドアケルは彼の命までは奪わなかったといわれる、ロムルスの一家はそこで恩給をもらって過ごした。
ロムルスはオドアケルが敗れたあとも新権力者となったテオドリック大王に恩給をもらい続けることができた。
ロムルスは何百年も続くことになる修道院を建てるなどの業績を残したが、536年に(東)ローマ帝国がイタリアの支配権を再獲得するときまで生き延びることはできなかった。
彼をローマ皇帝とみなしていいのかということに関してはよく議論される。
ユリウス・ネポスがオレステスに475年にイタリアを追放された後もロムルスがオドアケルによって廃位されたあとですらゼノンやガリアに残ったローマ帝国の将軍たちはネポスを正統な皇帝であると考えていた。