概要
通常のマキナを凌駕しうる能力を持ち、現存する11体のマキナにカウントされない12番目のマキナでありマキナ殺し、カウンターマキナと呼ばれる。
ファクターが2人存在する、ファクター搭乗前での敵マキナへの攻撃、異常なまでの修復能力の高さなど、他のマキナとは明らかに異なる点が多数存在する(マキナが遵守すべき原則が適用されない)など、謎の多い機体で、他のマキナを凌駕する程の高性能を誇る。
通常の機体色は白だが、状況によって機体色と共に性能が変化する。
形態バリエーション
- ラインバレル・オーバードライブ(アニメ版ではラインバレル mode-B)
もう一人のファクターである城崎絵美が搭乗した場合に発動した形態。後に浩一もこの形態を使用可能となった。機体色が黒に変化し、ファクターを搭乗させたままでの連続転送「オーバーライド」が可能となり、圧倒的な戦闘力を見せる。
- ラインバレル mode-C
アニメ版で登場したラインバレルの最終形態。全身が赤く輝いており、目の部分がファクターの眼と同じデザインとなっている。
- ラインバレル・アマガツ
「マキナを殺せ」
真のファクターである城崎天児が目覚めたことで見せた、ラインバレル本来の姿。天児の意志で動いているため浩一には制御出来ず、ただ「マキナを殺す」ために行動する。そのため攻撃時には常に相手のコクピットを狙っている。
額の装甲が下がる事で紅い第三の目が露出し、一つ目へと変わる。また、同時に放熱などの理由によりマスク部も展開し、牙を剥いたような表情になり、まさしく鬼というべき姿となる。機体色は黒。
スパロボUX参戦時このラインバレルが出ており、マキナ以外のロボットも狙ってくる。
それが原因である人の一時退場シーンが更にひどいことになってしまう。それだけではなく、孔明リ・ガズィも……。
敵としての性能も受けたダメージの90%を回復するというブッ飛んだ性能となっており驚愕したプレイヤーが多数いた。
(攻撃を受けた後にHPを90%回復するという仕様のため、回復しきれないような一撃を与えれば一発で沈む)
武装
- 太刀
両下腕に1本ずつ、合計2本装備されているラインバレルの主武装。切断能力は高く、加藤機関の量産型アルマを容易く両断する切れ味を持つ。
- エクゼキューター
テールスタビライザーに内蔵された射撃兵装。使用時には取り外して手持ち武器となる。
ビームライフルのような武器だが、最大出力ではハイパービームサーベルの様な斬撃武装としても使用可能。
極めて強力な武装だがビーム兵器に対する防御能力があるグラン・ネイドルは通用しなかった。
- 圧縮転送フィールド
掌に生み出した空間を削り出すフィールドで、敵を破壊する。その性質上防御はほぼ不可能。