概要
『ラヴソング』は、フジテレビ系列の月9ドラマ枠で放送されたドラマ。
吃音症のため対人関係に苦手意識を持つヒロインの少女と、元ミュージシャンで臨床心理士の主人公が音楽を通して心を通わせるラブストーリー。主演は福山雅治、ヒロインは藤原さくら。主題歌は、藤原さくらの「Soup」。主題歌・挿入歌を含め本作の楽曲は全て福山が作詞・作曲を担当している。
登場人物
- 神代広平(演:福山雅治)
本作品の主人公。臨床心理士で元プロミュージシャン。かつてヒット作を1つ発表しただけで、その後は全く売れず引退したものの、音楽への未練を絶ち切れずにいる。また、ある事件から女性を真剣に愛することができず、女性の住居を転々としていた。さくらに出会ってから次第に音楽に向き合うようになるなど変化が生じ始める。第4話以降は賃貸マンションに定住するようになる。
- 佐野さくら(演:藤原さくら)
本作品のヒロイン。広島の児童養護施設で育つ。同じ施設で育った真美の上京から2年後に上京する。大型バイクを所持している。大型車の整備・販売会社「ビッグモービル」の整備部で働いているが、吃音症がありほとんど話そうとしないため、職場の同僚にもなじめず上司にも理解を得られないなど自分の人生に嫌気が差している[要出典]。実は天賦の美声という本人も自覚していなかった才能を持っており、広平との出会いで才能を見出され、音楽を通じて変わっていく。
- 天野空一(演:菅田将暉)
広島の児童養護施設で育った、さくらの幼馴染。両親から虐待を受けた末に捨てられた過去から人間不信となり、自己防衛本能が強くトラブルメーカーになることも少なくないが、根は純粋で優しい。さくらに憎まれ口を叩いているが内心では好意を寄せており、彼女への献身は本物。料理人を目指し、調理師専門学校に通っている。
- 中村真美(演:夏帆)
広島の児童養護施設からのさくらの姉代わりとも言うべき存在。さくらより2年先に上京し現在はキャバクラで働いている。婚約者の野村との児を妊娠している。さくらと共に暮らしてきたが自身の結婚を機にさくらに自立してほしいと願っている。
- 宍戸夏希(演:水野美紀)
広平の昔のバンド仲間。キーボード担当。その後、言語聴覚士・音楽療法士としてクリニックを開業。
- 宍戸春乃(演:新山詩織)
故人。広平の元恋人で夏希の姉。広平と一緒に音楽活動をしていた。