Dレボとは、「出ましたっ!パワパフガールズZ D-Revolution」の略。 この作品は2006年から2007年にかけて放映されたテレビアニメ「出ましたっ!パワパフガールズZ」の二次創作物である。 カートゥーンネットワークの人気アニメ「パワーパフガールズ」をジャパニメーション風にリメイクした事で有名な本作だが、この作品には「デクスターズラボ」を始め、「フォスターズ・ホーム」、「ビリー&マンディ」、「おくびょうなカーレッジくん」などその他のCN系アニメのキャラクター達が、ジャパニメ風にアレンジされて次々と登場する。
なお、登場するにいたって、ある人物とある人物が血縁関係にあったり、あるキャラクターの性別が原作と違っていたりする。
本編アニメの展開を無視したやりたい放題の設定(特にケミカルZ関連で)やストーリー展開も注目。
あらすじ
東京CITYに謎の物質「ケミカルZ」から生まれた黒い光と白い光が飛び散って早半年。今日も正義のヒロイン「パワパフガールズZ」ブロッサム(赤堤ももこ)・バブルス(豪徳寺みやこ)・バターカップ(松原かおる)は、黒い光から生まれた悪のモンスターから東京CITYを守っていた。もはや当たり前の光景になっていたこの日常だったが、ある日ももこ達の中学校に発明大好き少年「羽根木勇」が転校してきた所からすべてが徐々に変化していく・・・・・。
一方その裏で、東京CITYに少しずつ邪悪な影が迫りつつあるのであった・・・・・。ブロッサムの前に現れた、自らを「パワパフZ」と名乗る謎の美少女“ベル”の正体とは?!
超熱血ド迫力な大長編!!ポップでハッピー胸キュンスマイル♥
-今ここに、真のサイエンス・レジェンドが幕を開ける-
登場人物
パワパフガールズZ(PPGZ)
本作の主役。ご存じ東京CITYの平和を守るスーパーヒロイン。
****ハイパープロッサム****/赤堤ももこ(CV:加藤英美里)
普段は明るくて元気なスイーツ&ヒーロー大好き中学1年生♥誰も認めてないが「赤はリーダーの色」だからとPPGZの自称リーダーを名乗る。PPGZとしての武器はヨーヨー。技名には度々スイーツの名前が入る。イケメンには目がないが、今回偶然見かけたインテリメガネ美少年に一目ぼれして・・・。
ローリングバブルス/豪徳寺みやこ(CV:宮原永海)
おっとり天然ボケな癒し系お嬢様。毎日ラブレターを貰うほどのモテモテぶりである。いつもぽわぽわしているようでいて時々鋭い事を言ったりする。PPGZとしての武器はシャボン玉を出すロッド。敵の捕獲や2人の補助に回る事が多い。動物が大好きで動物語も話せる。その為近所から預かっている子犬のカーレッジとは大の仲良しである。
パワードバターカップ/松原かおる(CV:川名真知子)
スポーツ万能で男勝りな女の子。一人称は「俺」。女子からの人気が高い。この通りボーイッシュな性格な為、当初は変身後のスカート姿や他の2人のきゃぴきゃぴした雰囲気が釣り合わず、PPGZになるのを嫌がっていたが、共に過ごすうちに仲良くなる。父親はプロレスラーで、彼女も将来父のようなレスラーになるのを夢見ている。PPGZとしての武器は巨大ハンマー。3人の中でも抜群の攻撃力を持つ。スポーツでは無敵を誇っていた彼女だったが、ある日ふと現れた人物に大敗を喫してしまう・・・。
国際科学研究所
PPGZの活動拠点。全ての発端となった謎の物質「ケミカルZ」が生まれた場所でもある。科学者・ユートニウム博士と息子で助手の北沢ケン、デジタル犬のピーチが日々研究に励んでいる。
ユートニウム博士(CV:楠大典)
国際科学研究所の科学者。物質の構造を劇的に変化させる「ケミカルZ」の研究に励んでいた。今はPPGZの父親役や司令塔としても活動している。基本真面目でいい人なのだが、時折ズレた言動をする時もしばしば。
北沢ケン(CV:大本眞樹子)
ユートニウム博士の息子で助手。若干8歳で大学を卒業したほどの天才。大人びた性格だが、やはり子供っぽさが抜けない部分もある。ちなみに母親は宇宙飛行士。同じ天才少年である勇と秀とは、仲が悪い?
ピーチ(CV:金田朋子)
博士が作ったデジタル犬。もともとは普通のおもちゃ犬だったが、ケミカルZの白い光を浴びて言葉を話せるようになった。語尾は「~だワン。」ピーチの掛け声がPPGZの変身のきっかけになる。また、黒いオーラを感知してモンスターを探る事も出来る。