CV小西克幸
概要
王都の貧困層などが集まる港町で暮らしている元船乗り。
ヴァレリア共に顔見知りであり彼女達のことを見守っている。
普段から酒に明け暮れてフロッケを天使と崇めたりなど絵に書いたようなダメ親父だが、月影の会によってヴァレリア達が襲われると船を出してヴァレリアを守るなどここぞと言う時には、奮起する覚悟を見せている。
見た目は悪人っぽいが実際はそうでもないらしくトトリやアーシャとは年下(?)ながら普通に仲が良い模様。
なお前述にもある通り、酒癖が悪すぎるせいでトトリから白い目で見られて常に弄られる対象となっている。
かつて船で世界を旅してるときに嵐で海が荒れ、遭難してたどり着いたのがランターナで気づいたときには仲間の船乗りもおらず、食べ物もなかったため、自堕落になったところを救ってくれたのがフロッケだった。
口には出さないものの命の恩人として感謝しており、12章でフロッケの付き添いで訪れた砂漠の街で彼女の両親と会ってその本性を知ったときにはヴァレリア共々怒りを燃やし、彼らに変わってフロッケの父代わりになると言うのを決意する。
関連タグ
長谷川泰三…職を失って自墜落的な生活を送っており金がないのにもかかわらず酒癖が非常に悪いため年下から弄られている駄目なおっさん繋がり。
グイード・ヘルモルト…『トトリのアトリエ』の主人公であるトトリの父親。こちらもランツェと同じく船造りの職人であり妻子持ち。何年か前に妻を失って無気力になってしまっているという点でも非常に彼らは似ている。そういった因果もあってかトトリは異邦人の中で一番ザッハとの接点が多い。なおトトリ自身はレスナと境遇が似ている。
実は上記の海が荒れて遭難と言うのは半分嘘であり、頂獣によって当時乗っていた船と仲間に妻を奪われてしまった。
自分だけが助かり、妻の両親の悲しむ様子に耐え切れずにランターナへ逃げるように赴き、酒におぼれていた所をフロッケに助けられた。