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キング・カットアウト

きんぐくるーるのはりぼて

キング・カットアウトとは、NINTENDO64専用ソフト『ドンキーコング64』に登場するボスキャラクターです。

概要

7面『ゾゾゾーキャッスル』のボス。

この7面では入場必要バナナ400本、対戦はコング全員(入場はランキーコング)。

担当声優はマリオ役でおなじみのチャールズ・マーティネー。

雷雨の中、7面ゾゾゾ〜キャッスルの城壁外でクリッター達が何かを作っていた。

各パーツを組み合わせ、城壁に出現したのはキングクルール?!

実はキングクルールのハリボテだった(予算がなかったのか用意できるモンスターがいなかったか)。

クリッター達で操作しているが、巨大なコレを高い城壁から素早く移動させていることから、どうやって動かしているのか謎である。

戦闘

城壁に囲まれたステージで、巨大なプールの中央に足場があり、足場の四方には外壁へ向けたタル大砲が設置されている。

キングカットアウトが出現した方向の大砲に入ることでダメージを与えられるが、それ以外の大砲にうっかり入ると場外へ飛ばされてしまう。

場外へ飛ばされると一時的に戦線から外されてしまい、残っている代わりのコングへと自動的に交代する(ランキー→タイニー→チャンキー→ドンキー→ディディーの順)。通常の交代とは違い、受けたダメージは回復しない。また、全員が場外へ飛ばされると、体力が残っていても負け。

ボスが出現した方向は、大砲がライトで照らされるため目印になる。

キング・カットアウト自体の攻撃パターンはレーザーのみだが、足場にはザコ敵が定期的に出現し、プールには危険なパフタップが放し飼いにされている。

足場のザコは弱いうえ、レーザーに巻き込んで倒すこともできるし、回復アイテムを落とすためありがたい存在なのだが、パフタップの自爆範囲は見た目よりかなり大きいため、水中に長居するのは危険。

なおレーザーの発射方法も不明。

行動パターンは3段階あり、3回ダメージを与える毎に左腕・右腕・頭の順に壊れていくが、攻撃も激しくなっていく。

2段階目は本体の幻を出現させてくる(当然引っかかると場外行き)。大砲を照らすライトは幻と本体の両方に反応する為、本物の色を直接見分けてから反撃に転ずること。

(よーく見ると、幻は本物より色が薄い)

3段階目になると高速出現するようになるため、出現パターンを見極めないうちは反撃は極めて危険。レーザー攻撃中に反撃に移ろうとしても、レーザーによって返り討ちにされるだけであるが回避して大砲に入ってしまえば無関係(しかし最悪引っ込められていて城外行きとなる)。まずはじっくり観察しよう。

足場にいる限り危険は無いに等しいため、如何に焦らず行動パターンを把握するかが勝利のコツとなるだろう。テンポの速い出現や攻撃とは裏腹に、忍耐力が問われる戦いとなる。

全てのパーツをバラバラにすると操作していたクリッター達は逃亡、後には無残な残骸だけが残された。