概要
3面『マッドファクトリー』のボス。
必要バナナは200本で、タイニーコングでのバトルとなる。
マッドファクトリーで製造されたらしい、年期が経った巨大なびっくり箱。お世辞にも可愛いとは言い難く、ドナルドダックに似た笑い声を上げながら襲ってくる。
戦闘
入場すると目の前に交互に点滅する青と白のパネルがいくつもあるが、すぐ戦闘が始まらない。
近づくと全体的に暗くなり特定の白いパネルだけが点滅するので乗ると全てのパネルが上昇、これが戦闘での足場となる。そこから箱が回転しながら落下して跳ねながらこちらへ向かってきてボスが登場するって流れだ。
前半のボスのくせにラスボスに次ぐ最強クラスの実力を持つ。自身を繋ぐ箱で押し潰そうとするのは勿論、火の玉やレーザービームで攻撃してきたり、追い詰められると更に透明化までしてきたり、なにより追跡がてらの踏み潰しはステージの性質上くるくるパラシュートで逃げなければならないなど、ぶっちゃけかなり凶悪で手強い。
その強さからトラウマになったプレイヤーも数知れず。
救済措置の一環なのか、彼の持っているオリの鍵はステージ解放には関わっていない(ラスボス戦解放には関わっているが)。尤もステージ解放に必要な方の鍵を持っているパフトスもかなり手強いので焼け石に水感が強いが。
特定のタイミングで現れるスイッチを押す事で、タイルからマッド・ジャックに攻撃が加えられるという仕組みだが、焦ってスイッチを間違えると逆にタイニーがダメージを受けてしまう上に再び追跡回避からやり直さなければならなくなるというダブルパンチに見舞われるので注意。
正解は、マッド・ジャックのいるパネルと同じ色のパネルにあるスイッチを探すこと。
ちなみに視点を広角にするだけで、追跡速度が大幅に低下することはあまり知られていないようだ。
谷底に落下した場合は、ノーリスクで緊急用の足場に乗って自動復帰することになるが、スライディングで落下した場合は復帰が手動になる。つまり危険のない地面で一休みできるので、疲れたら活用してみてはどうか。復帰するには緊急用足場に自力で乗ればよい。
初回は回り込むように追跡するが2回ダメージあえたあとは追跡が間隔を詰めるようになる。
最初は火の玉を投げつけてくるが、2回ダメージあたえたあとはレーザー攻撃が追加される。
4回ダメージあたえたあとは透明になって追跡してくるが、移動のときに出るキラキラでわかってしまう。
しぶとい相手だが5回目のスイッチを押された瞬間、電磁波とともに姿を表し自らの足場が消滅。
そしてそのまま遥か下に落下して朽ち果てた。
余談
- その強さとインパクト、さらにBGMも相まってこの作品に登場するボスキャラの中では人気がある。
- コイツの鍵はステージ解放には関わっていないが、実はこの鍵とハイドアウトの最深部にある鍵はラスボス戦解放のフラグが組み込まれており、バグ技を使えばこの2本の鍵だけでラスボスに挑むことが可能。
- 開発中の初期デザインはピエロのような風貌だった。
関連タグ
チャッキー(カービィ)…ビックリ箱モチーフの敵キャラ繋がり
ドガボン:同じくBGMが特徴的な3面のボス