概要
2面『アステカンウィンド』及び5面『ひるよるウッド』のボス。
2面では必要バナナ120本、対戦はディディーコング。
5面では必要バナナ300本、対戦はチャンキーコング。
トンボのような翼を持つ竜。火を吐く能力を持ち、溶岩の滾るステージでコング達を迎え撃った。
溶岩にある程度沈んでも、平気などころか短時間ではあるが泳ぎ回る耐久性を持つ。
どうやらキングクルールのペットらしい。
なお、『ドカドン』では無いので注意。
戦闘
一度目の対決は、ドガドン幼生の子供がディディーに遊ばれて踏み潰されたことで、ディディーの背後から出現し、怒り狂い戦いになる。
フィールドの四隅から巨大な火炎弾を吐いてくるため、直線的に逃げるだけではやがて逃げ場を失ってしまう。フィールドを広く使えるかどうかが勝敗を分けるだろう。
攻撃を終え、「うぁらぁー」と咆哮をあげている間にTNTバレルを投げつければ倒せる。
TNTバレルをぶつけられた末、無念にも溶岩に沈んだ。
二度目の対決は、おびえるチャンキーを前に溶岩の中から這い上がり、問答無用で襲い掛かった。
やはり四隅から火炎弾を吐いてくるほか、衝撃波や広範囲の火炎を吐くなど、多芸に。
動きの鈍いチャンキーにとってはかなり不利になる戦いである。
さらに、TNTバレルの衝撃で溶岩に落とされてもしぶとく戦線復帰し、ステージを沈めるというまさかの行動に出る。
完全沈没まであと100秒。ここからは時間との戦いになる。制限時間内に倒さないと足場が溶岩に沈みドガドンは飛びチャンキーは沈んでしまい退場(つまり強制敗北)となる。既にTNTバレルのことをよく知っているドガドンは、TNTを当てられても谷底へ落下せずその場で持ちこたえることができるが気を失う。
その隙にグレートチャンキーの能力で巨大化し、目を覚ますまでに出来るだけ多くのパンチを当てて、体力を徹底的に削らなければならない。
普通のパンチ連打のみでも、Z+Bによるパンチパンチ(というメガトンパンチ)のみを使ってもよいが、巨大化直後にしゃがみ+左向きの態勢をすばやく整えてから、パンチパンチを1〜2発当てて、残りの時間をノーマルパンチ連打に切り替えると無駄がないだろう。
この時、しゃがんでから左を向くようにしないと、攻撃ボタンを押した際にラリアットになってしまい、大したダメージを与えられず時間ロスが大きいため、焦らずキー入力をすることである。
沈みゆくフィールド、迫る制限時間のなか、TNT攻撃と巨大化攻撃をいかに規則正しく繰り返せるかが、明暗を分ける。
最後は、パンチパンチ(というメガトンパンチ)の直撃を受けてもがきながら溶岩へと沈んだ末、命からがらクルールの下に帰還した。
期待を膨らましていたクルールの前で、失敗の報告(汚い樽(TNTバレル)を投げつけて来たり、巨大化して殴って来た。)をつらつらと述べていた。フラフラで立ってられないからペットらしくベッドで寝ると不貞腐れたような発言をし、クルールはそれを聞いて機嫌を損ねたのか、無言で通信を切ってしまう。だが、ムービー冒頭では『かわいいペット』と発言しており、自分以外をどうでもよく思っているクルールにとってかなり珍しいキャラでもある。
ドンキーコングシリーズのボスとしては珍しく同情を誘うキャラで、そうしたボスは他に『ドンキーコングトロピカルフリーズ』のバッシュマスターがいる。
余談
一度目の対決の際には、ドガドン幼生の子供がディディーに遊ばれて踏み潰されたことで怒り狂ったと前述したが、ムービーを細かく分析してみると、むしろ子供がディディーに飛びかかろうとしており、あくまでディディーは自衛のために回避行動を取っただけであり、踏み潰したのも自衛の一環である。
また、ドガドンはクレムリン軍団の幹部であり、コングファミリーは、そのクレムリン軍団にゴールデンバナナを奪われ、仲間を誘拐された被害者である。
更にドガドンもクルールのやり方に反対したクランジーを閉じ込めているオリの鍵をクルールから預かっている。ディディーが子供を踏み潰した事をこのボスに謝罪しなかった訳である。
その事から従って一概にディディーが悪いとは言えなず、反省どころか攻撃するようなことをしたのも至極当然ではある。
もし、ドガドン親子がクレムリン軍団とは何の関係もない存在だったのなら、完全にディディーが悪者になっていたことだろう。
確実に言えることは、むやみに子供に攻撃すると親の怒りを買う、ことである。
また、上記の通りクルールから鍵を渡されているが、鍵を二つ持っていた事が分かる。態々2回倒される為に鍵を二つ持っていたという特色に呆れるゲーマーも屡々。
オールクリア時の特典映像ではノーティにビビっている。
関連タグ
バッシュマスター:被害者仲間