レガート
本名：レガート・ブルーサマーズ。ヴァッシュ・ザ・スタンピードの実兄にして人類滅亡を企むナイブズの部下である。
容姿端麗であったことから金持ちの慰み者にされていた過去を持ち、結果的にその境遇から救ってくれたナイブズに絶対的な忠誠を尽くしている。・・・・だが、”人間”という存在自体を憎み抜いているナイブズにとっては彼も所詮同類であり、どんなに彼が健気に尽くしてもナイブズが彼に振り向くことはなかった。
性格は沈着冷静で残酷。サディストでもあり、ある種のマゾヒストでもある複雑怪奇な人物である。
その強さは劇中でも最強レベルで、完全に人間を超越した超人である。
能力
他人の体を自分の意のままに出来るという反則にも程がある能力の持ち主である。この能力の威力は凄まじく、広い範囲で多数の人間を操るばかりか肉体さえあれば死体でも動かせるというトンデモ技である。対象は人間、犬、猫どころかプラントや蟲など人外にも対応し、対象人数は大都市にいる人間全員。
また肉体のみならずプラント能力を持つヴァッシュの能力発動時に対外に無意識に出る衝撃波や力場さえも抑え、7ヶ月不眠不休で拘束した。（プラントの力は地球よりも遥かに巨大な月に4分の１程の大穴を明ける程)
さらに人間の関節を無視した動きをさせることも出来るので、操った相手を自分の心臓をえぐらせて殺すという離れ業も出来る、正に単体戦では無敵の技である。
作中、この技に抗えた存在はいない(ある条件でヴァッシュが対抗出来た。)
また、本人の身体能力、戦闘力も人類トップクラスリヴィオ(ラズロ)やエレンディラを上回り、人類最強。不殺を解かないヴァッシュと拮抗する程の身体能力を持つ。
劇中では自身の身長の5倍程の全長､数十トンでは済まない巨大鉄球の鎖を波打たせて反動で上空に飛ばし、片腕で鉄球を掴むなどの事さえやっている。
劇中でナイブズの逆鱗に触れ体を指先で上から押しつぶされて全身を砕かれたあとしばらく棺桶のような超鋼鉄製ギプスで生活していたのだが、そのギプスが内側から壊れるほどの研鑽をし自身の体さえ糸により完全に操作する程になった。
