概要
kクラスシナリオとは、SCP-2317、SCP-3519、SCP-871などのヤヴァイSCPオブジェクトによる世界オワタな現象のことのことである。
ただし、あくまでこの記事に書かれてある情報は俗称である事に留意する事。
(wikidotでも非公式と明言している)
Kクラスシナリオ一覧
※B級以下はマイナーであるため省略。
A級
AK-クラス:世界終焉シナリオ
『主観的な現実の再構築による 世界終焉のシナリオです。 人類の知覚または思考プロセスの崩壊、 またそれら両方の崩壊による世界の終焉です。 簡潔に言うと、方法はどうあれ "全て狂っちまう"ということです』
要するにオブジェクトによって特定の行動しか取らなくなったり、思考能力の破壊によって文明的な生活が送れなくなるシナリオ。
CK-クラス:再構築シナリオ
『現実の再構築のシナリオです。 おそらく、歴史に重大な 変化を引き起こす(正史を書き換える)、 または物理法則を変化させる、 または宇宙の作用を変化させる、 その他、現実のすべてまたは 一部を変化させるということを意味しています』
このシナリオは現実改変能力を持つ人物や物質が法則や歴史を書き換えてしまうシナリオ。財団はスクラントン現実錨などの技術力や改変前に収容することで対応している。
GK-クラス:“デッドグリーンハウス”シナリオ
『80%以上の生命が死に絶えるが、 地球は存続し、最低限生命を生存できるまでに 地球を復旧可能であるシナリオです』
人類の絶滅に追いやられるもののSCP-2000などを用いて文明の復興が可能であるとされるシナリオ。主に土壌汚染や天変地異などのオブジェクトが多い。
NK-クラス:世界終焉シナリオ
『自己複製する物質によって引き起こされる、 世界終焉のシナリオです』
バイバインのような自己増殖する物質によって地球が埋め尽くされ、居住不能になるシナリオ。
別名“グレイ・グー”シナリオ。
「自身のコピーを作る」、「一定時間ごとに増殖する」などのオブジェクトが当てはまる。
RK-クラス:再構築シナリオ
『非標準生物形態による 標準的な地球種の生存競争の敗退のシナリオです」
A級ではあるが、定義がかなり曖昧であり、存在そのものを疑うものが少なからずいる。
SK-クラス:支配シフトシナリオ
『 地球上の支配種のシフトです』
他の知的生命体によって地球が支配されると言う単純明快なシナリオ。ただし、知的生命体の中には人類と友好関係になろうとしているものもいるため、財団はそれらを見極めるのに苦労している。
XK-クラス:世界終焉シナリオ
『"塩漬けにされた地球" 世界終焉シナリオです。 言い換えれば、我々の知る世界に 直接再建することが不可能な絶滅です。』
凶悪な怪物が世界を蹂躙しまくったとか、地球が消滅したとかで文明の再建が不可能なレベルに陥るシナリオ。その性質も相まって、これに該当しうるオブジェクトも多く、Kクラスシナリオのオリジナルとされている。
ZK-クラス:現実不全シナリオ
『複数の現実のうちのおそらく一つ、 又は複数の現実の機能不全です』
現実が機能不全を起こすシナリオ。詳しく説明すると、現実世界そのものを誰かの創作物だと認識するというもの。このクラスが起こりうると書かれているオブジェクトはその世界の作者の都合で滅茶苦茶になったり世界そのものを崩壊させる結末が多い。
番外
ΩK-クラス:死の終焉シナリオ
何らかのオブジェクトの作用で死という現象が起きなくなるシナリオ。ただし不老ではないので老衰によって最終的に起きる事のない眠りに着く。一見すると大した悪影響が無さそうだが、世界人口の増加で資源の奪い合いで戦争に発展するなど、さまざまな弊害も起こる。
LK-クラス/LV-Zero:捲られたヴェールシナリオ
オブジェクトなどの異常存在が世間に認知され、隠蔽ができなくなったシナリオ。一般人の日常を異常存在から遠ざけて保護したい財団にとってあってはならない展開である。
SD-クラス:“シャットダウン”シナリオ
未来予知の能力を持つあらゆるオブジェクトが予言したシナリオ。わかっているのは、世界の終焉とそれがあるタイミングから64日後に起きるという事のみ。そのため、財団はSCP-2000を製造した。
具体例
- SCP-2317⇒30年後封印の鎖が壊れ身長200kmの巨人が攻めてくる
- SCP-871⇒無限増殖するケーキによって世界がケーキに覆い尽くされる。
- SCP-1000⇒かつての支配者が知恵を取り戻し人間社会が破壊される。
- SCP-3519⇒人類がみんな自殺して社会破綻。
これだけ見てもどうあがいても絶望である。
これらはそれぞれ
Nkクラスシナリオ⇒SCP-871
skクラスシナリオ⇒SCP-1000
に分類される。
財団の明日はどっちだ