概要
型式番号MSA-005K。
メカニックデザイン企画『Z-MSV』にて設定されたカラバの試作MS。
メタスのムーバブルフレームを流用し砲撃戦仕様に改めた機体。メタスの可変機構を活かして砲撃形態に変形できたとされる。実際は、脚部を曲げて体育座りをするという砲撃戦用MSの中でも珍しい形態だった。
本機は2機が完成し、シャトルに搭載されて北米地区に送られたが、投下の失敗により1機は全壊。残る1機は比較的損傷が少なく、そのまま補修を施して戦線に投入されたという。カラバのリーダーの1人、ハヤト・コバヤシが一年戦争にて搭乗したガンキャノンにちなみ、この名称と赤い機体色を与えられた。
「ADVANCE OF Z 刻に抗いし者」ではガウ改級アトバラナの艦載機として各地を転戦。
「機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽」ではニューヤーク市防衛の為に、「ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム」ではコロニー防衛の為に運用された。また、「機動戦士ガンダムUC」では地球連邦軍トリントン基地の防衛に複数の機体が運用されていた。
なお、ガンダムUCにおいて機体色は赤色から濃紺へと変更されている。