うわさ
度重なる欺瞞はいかに温厚な人間でも耐えられない。
親衛の家から逃げた後、この世界にガンジの居場所はどこにもなかった。
概要
アプリゲーム「IdentityV」に登場するサバイバーの男性。
バッツマンとはクリケットという競技の打者のこと。
イギリス領インド帝国出身。大英帝国から伝わったクリケット選手であり、その才能を見出されてゲームの舞台であるイギリスに移住している。
プロフィール
名前 | ガンジ・グプタ |
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年齢 | 不明(5月29日生まれ) |
出身 | 平民 |
職業 | バッツマン |
趣味 | クリケット、音楽 |
上手なもの | スポーツ |
好きなもの | 遊ぶこと、玩具、草花、クリケットボール |
嫌いなもの | 高い壁、電気柵 |
性能
外在特質
- クリケットバット
クリケットバットを携帯し、タップまたは長押しすることで指定方向にクリケットボールを打ち出す。
溜め時間が長いほど、クリケットボールを打ち出す力が大きくなる。
ヒット | クリケットボールがハンターに当たるとハンターをノックバックできる。クリケットボールのパワーが大きいほど、ハンターのノックバック距離が遠くなる。バッツマンは落ちたクリケットボールを拾うことでクリケットバットの使用回数を増加させることができる。 |
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ブースト | 集中することでブースト状態に入ることができる。ブースト状態で打ち出されたボールがハンターをノックバックさせた後、ハンターが障害物にぶつかると一定時間気絶させることができる。ハンターが退く残り距離が長いほど、気絶時間が長くなる。ブースト状態でボールを打ち出すと、クリケットボールは障害物にぶつかった後に破裂するため、拾うことは出来ない。 |
- 運動天賦
優れた運動天賦を持っている。板・窓を乗り越える速度が20%上昇し、板を落とす速度が20%上昇する。
- 使命感
他人を救うことに対して強い使命感を持っており、危機を見過ごせない。
18メートル以上離れた場所でサバイバーが攻撃を受け、自分が追撃されていない状態の場合、自身の移動速度が50%上昇する。10秒間持続。
発動する度、次に発動するまで60秒時間がかかる。
- 機械音痴
不器用で、機械製品を扱うのが苦手である。暗号機解読速度が20%低下する。
衣装(スキン)一覧
UR |
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溶岩のケーキ |
彼は決して欲望と幸せに屈しない闘士である。見せかけの幸せに溺れるよりも、彼は甘い檻を串刺しにし、より広い天地を求めることを望む。 |
SSR | |
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反骨の縛り | 不時着のプロ |
終わりの見えない決闘に終止符を打つのだ!偽りの肩書は、戦士の栄光を取り戻すことはできない。いかなる時でも、囚われの玩具になってはいけない。 | 彼はスリリングで命がけな様々な特技を通して拍手と喝采を得ようとした。しかし、「観客」の叫び声や絶叫に対する悪趣味さは彼の創造を遥かに超えていた。闇夜の片隅に囲われれば、真相に対峙する勇気など誰に持てようか? |
タングステン | |
伝説にしか存在しない、空高く浮かぶ星々が何になると言うのか。闇を打ち砕く燐光こそが私の希望だ。 |
R | |
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陽焼け | 照りつける太陽の下で、汗が雨水のように流れる |
風塵 | 名誉と贔屓はすぐに朽ちるもの。担ぎ上げられて空に飛べば、必ず土の中に落ちてしまう。 |
一掃 | 胸元の焦燥の嵐はもはや制御できない――この場が廃墟と化すまで徹底的に破壊を続けなければ、新しい始まりは迎えられない。 |
初期衣装 | ボロい服 |
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初期衣装。すべてが自然に見える。 | 服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
関連タグ
キャラストーリー
バッツマンのガンジ・グプタは長年粗末で薄暗い湿った部屋に住んでおり、年中外出することもほとんどなく、家族や友人がいる気配もない。
常に近寄りがたい顔つきをしているため、彼の周辺に住む人たちでさえ彼の素性を知り得ることはなかった。
しかし、こんな捻じれた人間が、なぜか近所の話題の中心になっていた。
時々部屋から聞こえてくる大きな物音も、出かける時は決まって顔を隠しているのも、怖い顔からでは想像もできない、近所たちの取るに足らない善意に小声で述べる感謝の言葉も。
ガンジがこうなってしまったのは、きっと悔しさが残っているからなのだと言う人がいる。
彼らはガンジの部屋の破れた窓の近くでクリケットのボールをよく拾うそうだ。
彼は昔、ロイヤルクリケットチームに所属していたのだが、その訓練隊が謎の大火事で姿をくらましたらしい。
もちろん、彼が故郷を離れ、慣れない土地で暮らしているから、他人を警戒するのも仕方ないと思っている人もいる。
憶測はそれぞれだったが、彼が多くの秘密を抱えていることは確かだ。
この静かな町で変なトラブルを起こしてもらっては困るから、ガンジには近づかないでおくというのが共通の認識だった。
背景推理(以下ネタバレ注意!)
この先ゲーム内における「背景推理」のネタバレを含みます。
1.クリケットボール | 19世紀、クリケットボールのスポーツが盛んになり始めた。 |
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1編の報道:ビクトリア時代が始まってから、クリケットボールは単純な遊びや体を鍛えるためのスポーツではなく、「英国性」を示す国民的なスポーツとなった。 | |
2.天才 | 温厚で大人しい天才を好まない者はいないだろう? |
1通の連盟推薦状:本地区はガンジを公開交流戦に推薦します。推薦状の下には20数名の申請者名が書かれている。 | |
3.競技 | スポーツは常に最も公平だ。 |
1枚の試合記録:ガンジ、12戦連勝。次の試合では、英国皇家チームと準決勝の対決を行う。 | |
4.親衛 | これは中々なチャンスだ。 |
1通の招待状:公開戦での優秀な活躍を評して、特別にあなたを皇室クリケットボールチームに招待し、あなたを重点的に育てることにします。皇室チームは全ての天才を愛し、大切にします。女王の親衛。 | |
5.荘園 | 理想の彼岸というものは、ただの蜃気楼だ。 |
1枚のトレーニングスケジュール:月-火、オリフ。木-土、ウィリー。日、ガンジ。 | |
6.気休め | お兄ちゃんすごい、一緒に遊んでくれない? |
質の良い1枚の板:ガンジの名前が刻まれている。 | |
7.遠方の悪い知らせ | 体面な玩具は、鋭利な軍刀に抗えない。 |
1名の匿名の手紙:「帰ってきて、彼らを助けて!」 | |
8.一触即発 | 星火が灯され、黒煙とともに消えてゆく。 |
1編の報道:女王親衛荘園が焼き払われた。荘園の主人の息子以外の生き残りは見つかっていない。 | |
9.暴走 | 束となった枯れ草は、一度燃やされると制御できない。 |
1枚の診断書:躁病の症状、暴走しやすい。できる限り火元から避けてください。扉と窓の鍵を反対側からかけ、家で静養するように。 | |
10.冒険 | 何も持たない時、如何に大きなリスクも重要ではなくなる。 |
1枚の家書:親愛なる母さん、私はこちらで元気にやっています。どうか帰りを待っていてください。 |
誕生日タスククリア(1回目)
海を越えてきた1通の手紙
敬愛なる貴殿:
デリーであなたの体調が好転したと耳にしました。とてもうれしく思います。真理の伝達にはあなたのような敬虔な人が先頭に立つ必要があり、そうすることでやっと我々もあの愚かな者たちを教化するチャンスを得るのです。
これは彼らにとっても救いである。そうでしょう?
あなたが年の初めに贈ってきた「プレゼント」と同じように。来たばかりの頃はそのまずまずなクリケットボールの腕と謙虚で温厚な性格が彼の数少ない取柄でした。あなたが見出していなければ、彼はずっと湿った泥の中で一生を終えていたことでしょう。帝国の栄光を感じるなんて、ありえなかったはずです。
彼は子爵様に気に入られ、文明に歩み入るチャンスすら手に入れました。
この件に関しては、あなたもすでにエルジン公爵から少し噂を聞いているかもしれません。ええ、全て本当です。わがままな子爵様はあの「プレゼント」にクリケットボールで遊ぶだけでなく、一緒に授業も受けるよう要求しました。
私たちもそれが妥当ではないと分かっておりましたが、子爵様のお偉いお父上は、こんな小さな僭越を気にすることもなく黙認することで静かな午後を得ていたようでした。しかし利点が全くなかったわけではありません。あの「プレゼント」はついに流暢に、正確に私たちと交流できるようになったのです。同時に我々に全く警戒心を持たず、感謝の気持ちを抱いているようでした(彼の気高いチームメイトたちと比べれば)。
そのため、私たちは面白い情報を得ることに成功しました。彼の故郷について、そして不思議な香料の精錬について。
これからのあなたの行動に役立つと思います。詳細は手紙に同封しておきました。
次のいい知らせを待っております。
あなたの忠実な盟友より
補足:事前に公開されていたキャラストーリーや背景推理から皇室クリケットチームに招待されながらも、ボール拾いや一日しかトレーニングが割り当てられていないなど、扱いが酷かったがそれもそのはず「プレゼント=物」としか見られていない事が判明した。