豚のレバーは加熱しろ

ぶたのればーはかねつしろ

『豚のレバーは加熱しろ』とは、第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作である。

概要

著：逆井卓馬、イラスト：遠坂あさぎ、コミカライズはみなみ

第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作。電撃文庫にて2023年7月現在、7巻まで発売。

漫画版は電撃マオウで連載。

TVアニメ化が決定しており、2023年10月から TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、CBC、読売テレビ、AT-Xにて放送予定。アニメーション制作はproject No.9。

豚のレバーを生で食べて意識を失った冴えないオタクの「俺」が異世界に転生！　…したと思ったら、ただの豚になっていた！　豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。豚と少女の冒険がいま始まる！

何故か豚の姿で異世界にやってきた、自称「眼鏡ヒョロガリクソ童貞」。

元の姿に戻る手がかりを探すため、豚小屋で出会った少女ジェスと共に王都へ向かう。

時々漏れるオタク風の妄想がたまにキズだが、他人を思いやれる実直な性格で、持ち前の機転と根性でジェスを助け、危機や困難を切り抜けていく。

言葉を発せないため、ジェスとは思考を読んでもらうことで意思疎通を図る。

人の心を読むことのできる種族イェスマの少女。差別階級の証である首輪を付けている。

奇しくも目的地が同じになった豚に運命を感じ、共に王都への旅に出る。

たまに溢れる豚の妄想に戸惑いつつも、彼を常に信頼し付き添う純真で優しい性格。

とある過酷な運命を背負わされているらしい。