※本編ネタバレを含みます
概要
ディアソムニアの副寮長であるリリアは、かつては茨の谷の領主に仕えていた近衛兵であり砦を守らせたら右に出る者は居ない「走る城壁」と呼ばれていたらしい…というまことしやかな話がある。周囲やプレイヤーの知る限りではその飄々とした態度とは裏腹に全体的に能力が高い実力者といった印象は与えられていたが、それを裏付ける真実が本編第7章にて明らかになった。
シルバー達が入り込んだリリアの夢の世界で出逢った存在。
リリアはある大きな仕事の真っ最中であったが、シルバー達が懇願して彼と当時の仲間達に同行した。
人物
300年程前において茨の国の近衛部隊を率いていた。部下にはセベクの祖父バウルも居る。
茨の国の当主であり、マレウスの母であるマレノア、左大将であるレヴァーンと飛行術もおぼつかなかった子供の頃からの付き合いで、特にレヴァーンとは親友だった。
性格は現代のと打って変わって一人称が「俺」で口調も荒く、人間であるシルバー達にも素気ない態度をとり「ガキは嫌い」だとまで言い放っていた。
しかしそのシルバー達にもぶっきらぼうな接し方をしながらも気遣いを見せており、現代にも通じる面倒見の良さが垣間見える。
ちなみに信じられないだろうが本人曰く舌が繊細……らしい。
それを聞いたとき、シルバーとセベクは耳を疑っていた。
容姿
メッシュが入った髪色は同じだがロン毛であり、メッシュは現代よりも濃い色をしている。また、兜を被っていると解りにくいがポニーテールにしている。
面は蝙蝠の意匠。
童顔は現代と同じだが目付きが鋭い。