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It_Takes_Twoの編集履歴2023/09/15 03:08:15 版
編集者:なおや
編集内容:It Takes Twoとは。

It_Takes_Two

いっとていくすつー

『It Takes Two』(イット・テイクス・ツー)はスウェーデンのデベロッパー「Hazelight」(ヘイズライト)が開発し、エレクトロニック・アーツが販売している2人プレイ専用のアクションアドベンチャーゲームである。

フレンドと一緒に愛情を修復する旅に出よう

必要なのは情熱 魅力 共同作業 時間 重力ブーツ 魔法 フレンド 私と あなた

概要

2021年3月26日に発売された作品で対応機種はWindowssteam)、PlayStation4PlayStation5Xbox OneXbox Series X/Sニンテンドースイッチ(2022年11月5日に追加)。ニンテンドースイッチ版はTurn_Me_Up_Games社がチューニングを担当。

日本版は当初、英語音声のみだったが、2022年12月3日には全ハードで日本語音声対応になった。

」をテーマにした2人プレイ専用ゲームであり、2人のプレイヤーは離婚寸前の夫婦「メイ」と「コーディ」を操作し、愛情を修復する冒険に挑む。

「It Takes Two」を和訳すると「二人ではないと辿り着けない」という意味になる。

CEROの推奨年齢区分はCERO:B

ストーリー

ある日、母親の「メイ」と父親の「コーディ」から離婚することを伝えられた「ローズ」は、2人の仲直りを願い魔法をかけてしまう…。

魔法によって小さな人形にされた2人は、愛の本「Dr.ハキム」の与える試練を乗り越えながら元の姿に戻るために冒険の旅へ出る。

登場人物

  • メイ

日本語CV:山本亜衣

本作の主人公その1。コーディの妻でエンジニア。家族の稼ぎ頭だが、仕事が忙しくあまり家庭を省みる余裕がない。

魔法で小さな木の人形に変えられてしまい、コーディと協力し元の姿に戻る方法を求めて模索することになる。

  • コーディ

日本語CV:高瀬泰幸

本作の主人公その2。メイの夫で専業主夫。楽天的に見えて繊細な一面があり、家族を支えられないことに引け目を感じている。

魔法で小さな粘土の人形に変えられてしまい、メイと協力し元の姿に戻る方法を模索することになる。

  • Dr.ハキム

「愛の本」というタイトルの本に顔と手足がついた奇妙な存在。自称「ベストセラー」「愛のエキスパート」。陽気で押し付けがましい人物(?)。

ローズの願いを叶えるため、魔法で人形に変えられた2人の前に現れ愛の重要性を説き、協力しなければ乗り越えることのできない試練を与え2人を導く役割を担う。

  • ローズ

日本語CV:雪深山福子

メイとコーディの娘。2人が仲直りすることを願い2つの人形を作る。

ゲームシステム

最大の特徴はタイトルの和訳すれば2人プレイ専用ゲームであることが分かるようになっている。実際に全編を通して2人のプレイヤーが協力することが必須となる構成となっている。ゲーム画面も2人のプレイヤーキャラの視点で2分割されるという、ひと昔前の協力プレイで見られる手法を用いているが、これは相方の視点を常に共有することで2人の観察と閃きを共有することをサポートする仕組みとなっている。

協力プレイを盛り上げる要素として、メイとコーディはステージ毎にアイテムを入手し、それを用いて特殊なアクションを実行できるのだが、2人が入手するアイテムはそれぞれ異なる能力を持ち、プレイヤー達に異なる役割を与えている。2人のプレイヤーは異なる能力を鮮やかに組み合わせることでギミックを攻略し、達成感を共有しながらゲームを進めていくのである。

また、2人が入手したアイテムは次のステージに引き継といった持ち越しする必要がないため、ステージが変われば出来ることが変わり、それに対応するようにギミックも全く別のものに様変わりする。こうしたギミックを使い回すどころか使い捨てるかのような豪勢なゲームデザインによってプレイヤー達に常に新鮮なゲーム体験を提供してくれる。

その他、ジェットコースターの様な爽快な移動や、陽気で心温まるストーリーを随所に挟むなどプレイヤー達を飽きさせない工夫が凝らされているのも特徴である。

難易度は決して低いわけではないが、試行錯誤を繰り返し閃きを共有しギミックを共に乗り越える体験を楽しむことができる。また、かなりの頻度でチェックポイントの更新を行い、ミスをしても速攻でやり直せるようデザインすることで、ストレスを感じにくく、相方と険悪な雰囲気にならないような作品に仕上がっている。

更に、オフライン(機器二台同士ではローカル・機器一台ではコントローラー二人分)ではもちろん協力プレイはできるが「フレンドパス」という協力プレイをサポートするサービスが存在しており、これはゲーム(ソフト)を購入したプレイヤーが招待を行えば、ゲームを購入していないフレンドでもIt Takes Twoを一緒に遊べるというもので、フレンドとの協力プレイの敷居を下げてくれる(未購入プレイヤーは「フレンドパス」版のIt Takes Two(無料)をダウンロードする必要あり)。

欠点

欠点は何と言っても2人プレイ専用という点が最初に挙げられる。これは本作最大の特徴であり本作最大の利点と言ってもよいが、一部の人間には予算(本体やコントローラー等)や他人との協調性へのハードルが高すぎるのも事実である。

フレンドパス」は無料だが、友達の分の製品版は別売りなのである。

引き継ぎはセーブデータが互いの本体に保存されるものの本編が必要。

また、ギミックの攻略にはコミュニケーションが不可欠であり、ボイスチャットはほぼ必須となる。

公式からは親しいフレンドと協力すること、可能であれば友人や恋人と肩を並べてプレイすることを推奨されている。

ニンテンドースイッチでは場所を選ばないのでいいが。野外でする場合は携帯電話のテザリングやポケットWi-Fiがオンラインでは必要不可欠である。

ゲームデータはダウンロード版とパッケージ版を問わずインターネット経由でダウンロードする必要がある。ストレージスペースは合計でお互いに12.2GBの空きが必要。

関連動画

公式「一緒の方が良い」トレーラー

公式ゲームプレイトレーラー

外部リンク

公式サイト

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