フレンドと一緒に愛情を修復する旅に出よう
必要なのは情熱 魅力 共同作業 時間 重力ブーツ 魔法 フレンド 私と あなた
もしかして→DOUBLESCORE主題歌のCHEMISTRYの曲It_Takes_Two(CHEMISTRY)
概要
2021年3月26日に発売された作品で対応機種はWindows(steam)、PlayStation4、PlayStation5、Xbox One、Xbox Series X/S、ニンテンドースイッチ(2022年11月5日に追加)。ニンテンドースイッチ版はTurn_Me_Up_Games社がチューニングを担当。
日本版は当初、英語音声のみだったが、2022年12月3日には全ハードで日本語音声対応になった。
「愛」をテーマにした2人プレイ専用ゲームであり、2人のプレイヤーは離婚寸前の夫婦「メイ」と「コーディ」を操作し、愛情を修復する冒険に挑む。
「It Takes Two」を物語的に和訳すると「二人ではないと目的地に辿り着けない」という意味になる。CEROの推奨年齢区分は暴力と犯罪のアイコンが含まれるCERO:B。
世界観を再現したグッズも販売している。
ストーリー
ある日、母親の「メイ」と父親の「コーディ」から離婚することを伝えられた「ローズ」は、2人の仲直りを願い魔法をかけてしまう…。
魔法によって小さな人形にされた2人は、愛の本「Dr.ハキム」の与える試練を乗り越えながら元の姿に戻るために冒険の旅へ出る。
登場人物
日本語CV:山本亜衣
本作の主人公その1。コーディの妻でエンジニア。家族の稼ぎ頭だが、仕事が忙しくあまり家庭を省みる余裕がない。
魔法で小さな木の人形に変えられてしまい、コーディと協力し元の姿に戻る方法を求めて模索することになる。
日本語CV:高瀬泰幸
本作の主人公その2。メイの夫で専業主夫。楽天的に見えて繊細な一面があり、家族を支えられないことに引け目を感じている。
魔法で小さな粘土の人形に変えられてしまい、メイと協力し元の姿に戻る方法を模索することになる。
「愛の本」というタイトルの本に顔と手足がついた奇妙な存在。自称「ベストセラー」「愛のエキスパート」。陽気で押し付けがましい人物(それとも本?)。
ローズの願いを叶えるため、魔法で人形に変えられた2人の前に現れ愛の重要性を説き、協力しなければ乗り越えることのできない試練を与え2人を導く役割を担う。
日本語CV:雪深山福子
メイとコーディの娘。2人が仲直りすることを願い2つの人形を作る。
魔法が使え、その力を両親の2人の関係を修復するために使ってしまう。
ゲームシステム
最大の特徴は2人プレイ専用ゲームであること。実際に全編を通して2人のプレイヤーが協力することが必須となる構成となっている。ゲーム画面も2人のプレイヤーキャラの視点で2分割されるという、ひと昔前の協力プレイで見られる手法を用いているが、これは相方の視点を常に共有することで2人の観察と閃きを共有することをサポートする仕組みとなっている。
インターネットからは双方で画面
協力プレイを盛り上げる要素として、メイとコーディはステージ毎にアイテムを入手し、それを用いて特殊なアクションを実行できるのだが、2人が入手するアイテムはそれぞれ異なる能力を持ち、プレイヤー達に異なる役割を与えている。2人のプレイヤーは異なる能力を鮮やかに組み合わせることでギミックを攻略し、達成感を共有しながらゲームを進めていくのである。
また、2人が入手したアイテムは次のステージに引き継がないため、ステージが変われば出来ることが変わり、それに対応するようにギミックも大試練なるボスや各ステージ道中の敵の倒し方も一緒に全く別のものに様変わりする。こうしたギミックを使い回すどころかそれらを使い捨てるかのような豪勢なゲームデザインによってプレイヤー達に常に新鮮なゲーム体験を提供してくれる。
その他、ジェットコースターの様な爽快な移動や、陽気で心温まるストーリーを随所に挟むなどプレイヤー達を飽きさせない工夫が凝らされているのも特徴である。
難易度は決して低いわけではないが、試行錯誤を繰り返し閃きを共有しギミックを共に乗り越える体験を楽しむことができる。また、かなりの頻度でチェックポイントの更新を行い、ミスをしても速攻でやり直せるようデザインすることで、ストレスを感じにくく、相方と険悪な雰囲気にならないような絶妙なゲームバランスを意識した作品に仕上がっている。
更に、「フレンドパス」という協力プレイをサポートするサービスが存在しており、これはゲームを購入したプレイヤーが招待を行えば、ゲームを購入していないフレンドでも機種さえあればIt Takes Twoを一緒に遊べるというもので、フレンドとの協力プレイの敷居を下げてくれる(未購入プレイヤーは「フレンドパス」版のIt Takes Two(無料)をダウンロードする必要あり)。
欠点
欠点は何と言っても2人プレイ専用という点が最初に挙げられる。これは本作最大の特徴であり本作最大の利点と言ってもよいが、一部の人間には難易度以前のハードルが高すぎるのも事実である。
「フレンドパス」は無料だが、友達は本編別売りなのである。セーブデータはほぼ共有は可能。クロスプレイは一部のメーカー機種同士では制約的に例えばスイッチとPS5同士では不可能。フレンドパスは例外的に共有可能。
ソロプレイは不可能と言うよりもコントローラーが二つあれば不可能ではないが、二人プレイ時に比べ現実的には難しいので、是非とも勇気を出して二人でプレイする事を推奨する。
また、ギミックの攻略にはコミュニケーションと互いの協調性が不可欠であり、ボイスチャットはほぼ必須となる。
公式からは親しいフレンドと協力すること、可能であれば友人や恋人と肩を並べてプレイすることを推奨されている。
更に軽いネタバレになるが、雰囲気で誤魔化されがちだがストーリーは非常に陰惨である、パーティゲームか何かと思って友達の集まりでやると間違いなく場が凍る(特にキューティー関連)為注意されたし
関連動画
公式「一緒の方が良い」トレーラー
公式ゲームプレイトレーラー
コントローラー二つによるソロプレイの例