曖昧さ回避
- Cuteの名詞形。→キューティー
- It Takes Twoのキャラクター。本項で解説。
概要
「私はゾウのキューティ!ローズの親友よ!」
CV:青池優花
ゲーム「It Takes Two」の主人公の夫婦、メイとコーディの娘である、ローズがお気に入りの、ゾウの人形。
ローズが食事の際でも持っていくほど、気に入っている。
(ローズの中の設定で)女王様らしいが、本人が「敬語を使う必要はない」というくらい、人懐こい性格。
本編
※以下、ネタバレ及び、ショッキングな内容が記述されています。
ある日、母親の「メイ」と父親の「コーディ」から離婚することを伝えられた「ローズ」は、2人の仲直りを願い魔法をかけてしまい、夫婦は人形になってしまう。
ローズは二人の姿を認識することは出来ないが、二人が物体が動かすと、ローズは物体が動いたことを認識することが出来た。
「ローズの涙で自分たちは元に戻る」と考えた夫婦は、「キューティがボロボロになれば泣くはず」と、キューティのある城へ向かい、最上階に着く。
キューティは屋上でティーパーティーをしていたが、二人が現れる。
彼女はそんな二人の真意は露知らず、クッキーを振る舞おうとするが、メイが「こいつを殺さなきゃ」と失言してしまい、怖がったキューティは逃げ出し、ロケットに避難する。
だが、メイがクッキーをロケットに投げたため、クレーンゲーム内に不時着。
「友達になりましょう」と二人をなだめるも、聞く耳を持たず、キャッチャーに捕まり、排出口に足が引っかかってしまう。
夫婦はキューティを引っ張るが…
「足が!やだぁ…」
キューティの右足がちぎれてしまった。
二人はそんなキューティのことを気にせず、本棚から落とそうと身体を引きずる。
途中、抵抗して糸巻きに刺さった待ち針を鼻で掴むも、糸巻きの山が崩れてリッパーが右耳に刺さってしまう。
「待って」と懇願するも、コーディは「こちらを騙そうとしている」とそのままキューティを引きずり、彼女の右耳もちぎれてしまった。
「あれ?世界がぼやける…」
ついに崖際に落とされそうになり、この状況ながらも「一緒に縄跳びした方が楽しい」と懇願するも、二人はキューティを落とそうと躍起になる。
「なんでこんなことするの!?ローズが大好きなの!」
ついに耐え切れなくなり、落下するキューティ。
床には、物言わぬキューティと、ちぎれた足と耳が転がった。
ローズはキューティに気づき、彼女を治療しようとし、涙目になる。
そんな様子を見た夫婦は「元に戻れる」と大喜び。
ローズの元へ行き、泣いた彼女の涙を浴びるが……
元に戻らなかった。
すなわち、夫婦の行動は全くもって無駄な行為であり、何の罪も無いキューティを傷つけただけで終わったのだ。
余談
プレイした人物からは「今作で一番の胸糞」と評価されている。
夫婦の行為もあってか、「二人に感情移入出来ない」と、本作自体の評価を否寄りにしている人物も多く、実際ゲームレビューでは「キューティが可哀想」という理由で評価をマイナスにしているものも多く、ここでプレイをやめてしまったという声が多数。
なお、エンディングでは、修理され、絆創膏をつけたキューティが映されている。