CV:阪口大助
概要
語り手たる奉太郎の中学時代からの友人で、神山高校1年D組の似非粋人。
総務委員会と手芸部に所属しているが、奉太郎が古典部に入部するに伴って彼も入部、掛け持ちとなる。
『データベース』を自称しており、各種雑学をはじめ、街の名家や学校の怪談話など、どうでもいいことまでよく知っているが、別段インテリというわけでもない。「データベースは結論を出せない」という口癖が表すように、自分から推論を組み立てるようなことはほとんどせず、奉太郎の推理の穴を指摘したり軌道修正したりすることが多い。軽口も多く、折に際して「桁上がりの四名家」やら「チタンダエル」やら妙な呼び名を捻り出す。
摩耶花からの継続的なアプローチをのらりくらりとかわし続けるなど、どこか捉え所がない。古典部の面々の能力を評価する一方で自らの凡庸さを悟っており、奉太郎に対しては時に含みのある言動をとる。