諸元
名称 | GRF-1N グリフィン |
---|---|
重量 | 55トン |
エンジン | コアテック275 |
歩行速度 | 54.0km/h(5MP) |
走行速度 | 86.4km/h(8MP) |
ジャンプ能力 | 150m(5MP) |
放熱器 | 12基 |
武装 | 粒子ビーム砲x1 |
10連装長距離ミサイルx1 | |
価格 | 490万7662 Cビル |
概要
バトルテック基本ルールに掲載されている三機の55トンのメックの一機で、遠距離特化型。
長距離戦用の粒子ビーム砲(PPC)と10連装長距離ミサイル(LRM10)を装備しているが、近距離用兵装は一切装備しないという、いっそ潔いと言えるアセンブリをしている。ちなみに、基本ルール掲載のメックで唯一中口径レーザーを装備していない(シティテック掲載のメックは全機装備、一方メックウォーリアTRPG掲載の機体にはエンフォーサーやパンサーなど装備していない機体がいくつかある)。
更に最大5ヘクス移動な可能なジャンプ能力もあり、機動力も高い。但しジャンプしながらだとPPCは若干控える必要がある。
基本戦術
近づくな、近づけさせるな。これに尽きる。
基本的に熱管理をしながらPPCとLRM10をどちらか、可能ならば両方で攻撃を行うことになる。
PPCの発熱量から、これを使った次のターンはLRM10のみ、あるいは攻撃しない。という事になりがちである。またジャンプを使用したターンもPPCの使用は難しい事が多い。
結果、蝶のように舞い、蜂のように刺すという、アウトレンジ戦法が基本戦術になる。
それでもPPC+LRM10全弾命中で20点のダメージになり、(辛うじてだが)単騎で対象に転倒判定をさせることができるのはかなりの強みである。
改造
ほとんど弄るところが無い。
機体コンセプトを維持しようした場合、下手に改造するぐらいなら一からメックを組んだ方が良いほど完成度が高い。
だが、実はLRM10×1とLRM5×2ではダメージ期待値、発熱量、総弾数が変わらないのにも拘らず、LRM5×2の方が1トン軽くなると言う謎現象が有り、軽くなった1トン分を他の装備に廻せるという利点がある。
またLRM5×2の方が火器使用時の柔軟性が増し、ダメージコントロールにも優れている(LRM10の場合、二カ所の装備欄のどちらかに致命が発生すると完全に使えなくなるが、LRM5×2の場合、片方が壊れても、もう一方はまだ使用可能)と戦術的にもかなり有利になる。
またPPCを中心に運用する以上LRMの弾数はなかなか減らないため、LRMの弾を1つ減らすという手もある。
こうして浮いた2トンは、ベース機通りに支援攻撃に徹するなら放熱器に回してジャンプ中の粒子ビームの運用をスムーズにする&森林に停止中なら毎ターン全火器発射できるようにすることができる。一方でこの2トンを中口径レーザー2門にしてしまえば近接火力の強化や格闘攻撃の補助に利用できるだろう。
STEAM版
AC5が大幅強化&粒子ビーム砲の発熱上昇により55トン級で一番使いつらくなってしまった。
この作品ではハードポイント制で各機体に詰める火器の各種上限を設けてメックの個性付けをしているのだが、グリフィン系列はいずれも砲撃火器のハードポイントを持っていないため、換装することもできないのが痛い。
関連タグ
ラウンドフェイサー:元ネタの機体。