国家資格である。
不動産の経済価値は時代や社会情勢とともに変化し、借地権・借家権、地上権など複雑な権利関係が絡み合っているケースが多く、専門知識が必要となる。
依頼人からの「土地を売りたい・貸したい・贈与したい」などの要望に応じ、土地や建物の価値を判定したり、土地の有効な使い方についてコンサルティングを行う。
不動産鑑定士試験に合格後、研修生として不動産鑑定事務所などに所属し、働きながら実務の講義を受け(実務修習)、全てのカリキュラムを消化すると修了考査を受験できる。
修了考査に合格すると各都道府県の不動産鑑定士協会に実務家として登録できる。