カイザ(NARUTO)
かいざ
漫画『NARUTO』の登場人物。
「あの悪ガキどもはオレが”モロ”しかっといてやったからな」
「たとえ死んだって男が生きた証はそこに残る…永遠に…」
「自分にとって本当に大切なものは、たとえ命を失うような事があったって…」
「この2本の両腕で守り通すんだ!!」
CV:高瀬右光
人物像
太い眉毛、ねじり鉢巻がよく似合う男。
漢気に溢れた情の厚い性格で、勇気の大切さをイナリに説いた。
言葉に中に”モロ”をよく付ける癖がある(ちなみにタズナは”超”である)。
劇中の活躍
可愛がっていた犬を助けようとして溺れていたイナリを救助したことで彼に懐かれ、その縁でタズナの家にも足繁く通うようになり、早くに父を亡くしていたイナリに父親同然に慕われていたこともあってタズナ家の中でも家族の一員として扱われていた。
波の国の人々にも信用されており、豪雨により川の堰が開きこのままではD地区が壊滅の危機に晒された際にもカイザの活躍によってその危険は回避されたことで、以後彼は波の国の英雄と讃えられ、イナリにとっても胸を張って誇れる憧れの男となった。
だが、財力と暴力をタテに入り込んで来たガトーに対し、波の国を守る為に異を唱えたことで彼によって反逆者の汚名を着せられ、人々の目の前で十字架に吊るされての公開処刑という形で殺害された(この時過度な拷問によるものが原因なのか両腕すら残っていなかった)。
彼の死はイナリだけでなく波の国の民にも大きな衝撃を与えることとなり、彼らからガトーに対する反抗心も奪ってしまい、波の国が救われるのは、はたけカカシ率いる第7班が訪れるまで待つこととなる。