概要
1987年にディスクシステム、1988年にMSXで発売された3DダンジョンRPG『勇士の紋章 ディープダンジョンⅡ』に登場する敵キャラクター(モンスター)。地下3階に出現する。
攻略本などの文献では「夜の王女」表記だが、ゲーム内ではテキストに漢字を使用していないため「よるのおうじょ」表記で登場する。
また文献では、数々の魔法を使い攻撃してくると記されている。
ザコ敵ながらも、特徴的な容姿からプレイヤーに強い印象を残すキャラクター。
容姿
原画では、青い長髪の女性で、若干の装飾がついた白基調のワンピース服を纏っている。敵キャラということもあってか、顔についてはやや男性的な整い方をしており特に美人というわけではない。
しかし、ゲーム中のドット絵では原画と大きく異なるデザインになっている。
ディスクシステム版では、ライトグリーンの長髪の女性の姿。装飾のないシースルー同然な薄さのワンピース服を纏っており肌の大部分が透けて見えているが、服のシワなどで大事な部分はギリギリ隠れている。
また、顔がはっきりと描かれていないため、顔は原画のイメージよりもプレイヤーの想像に委ねられる部分が大きくなった。
MSX版では、紫とピンクの中間色のウェーブヘアで、褐色肌の女性の姿。
両腕に赤いストールを掛けているものの、それ以外は完全に生まれたままの姿。右手に杖もしくは剣と思しきものを携えている。
こちらでも顔がはっきりと描かれていないため、顔はプレイヤーの想像に委ねられる部分が大きい。
ちなみにMSX版ではモンスターが僅か2パターンながらアニメーションするが、彼女の場合は胸が上下に揺れる。