概要
いかにも俗人的な小人物であることが容貌や言動からにじみ出ている髭面の肥った男性。。
チューダー帝国の貴族で、北方戦線総司令官の地位にある。とはいえ、武功ではなく、有り余る財力で上りつめたものである。稚児趣味をもち、普段から美少年を小姓として侍らしている。
チューダーとの間で百年戦争を戦うミッドランドに対峙するため、難攻不落の要塞「ドルドレイ」に総督として鎮座している。
数年前、まだ鷹の団が駆け出しの傭兵団だった頃、鷹の団を雇っていた時期があり、ゲノンの持つ莫大な金が目当てで寄ってきたグリフィスと資金の提供と引き換えに一夜を共にした事がある。その後、鷹の団がミッドランドに雇われたため、敵対関係になるも、美貌であったグリフィスに執着し、彼を虜囚とし自身が所有する事を強く望んでいた。
そのため、グリフィスの生け捕りに拘って戦場の指揮権を乱し、それも一因となって最終的には鷹の団に敗北。敗走中に遭遇したグリフィスに命乞いするも、ゲノンとの過去を清算したいグリフィス自らの手で討たれてしまった。