概要
1918年、フィンランド内戦が終結。(内戦に勝利した)フィンランド白衛軍を率いたマンネルヘイムはソ連による脅威に対抗するため要塞を建設することを構想。しかし彼が一時的に下野したことですぐには建設は始まらなかったが、1921〜1924年及び1932年に建設作業が実行された。
冬戦争
しかし対戦車壕などの設備は備えておらず、完全に完成しないままソ連がフィンランドに侵攻(冬戦争)した。完成していなかったにもかかわらず、フィンランド国防軍はこの線上で前線し、ソ連軍を約2ヶ月も足止めした。
この戦争で、フィンランド軍は国民を鼓舞するためにマンネルヘイム線の強さを宣伝。対するソ連軍も、フィンランドに対して苦戦している理由を説明するためにマンネルヘイム線の強さを宣伝した。
冬戦争が終了すると、ソ連軍はこの要塞を破壊した。
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マンネルヘイム線にて…この要塞をテーマにしたフィンランドの軍歌