CV:ブルー・マンクマ/吹替:遠近孝一
概要
『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』に登場するトランスフォーマーで原語版では第50話、日本版では第23話から登場。原語名はタイガーホーク、日本版での肩書きは調停特使
人物像
ヴォックに拉致されたタイガトロンとエアラザーが融合合体させられたことで誕生。
トランスメタルス2に位置するがビーストモードはホワイトタイガーと隼が合わさっているゆえにメタルス2とフューザー戦士の混合とも呼べる存在。
玩具のほうでは青いハヤブサ型マスクを展開した飛行能力重視形態のフライトモードがある。
ヴォックが直接誕生させたトランスフォーマーなだけにこれまでのビースト戦士もメタルスも上回る力を持ち、ドラゴンメガトロン相手にも互角以上の力を発揮。さしものメガトロンも「ちょっと強すぎなんじゃないの…」と驚愕を隠せなかった。
人格はタイガトロンの面が色濃く出ており、日本版では「ござるでしょう」が口癖。エアラザーの口癖である「ハイヤー」を口にしたこともある。
装備・技
ダブルサンダートルピード
翼が変形した二本一組のミサイルランチャー。
ロボットモード時は手持ち武器としても使用可能。
エレメンタルパワー
竜巻や雷といった自然の力を自由に操る。
炎滅刀
漫画版の武器で炎の力を持つ刀。
氷嵐刀
漫画版の武器で氷と嵐の力を持つ刀。
気雷刀
漫画版の武器で雷の力を持つ刀。
地裂刀
漫画版の武器で大地の力を持つ刀。
作中での動向
実体を持たないヴォックが地球に赴くための依代兼使者として誕生。
ヴォックを憑依させた状態で惑星エネルゴアに襲来し、サイバトロンにもデストロンにも攻撃を仕掛け、テラクラッシャーを破壊する。
ヴォックがメタルスタランスを葬るために抜け出したことで意思が失われたがヴォックを追ってきたタイガトロンとエアラザーのスパークが宿ったことでサイバトロン戦士として復活を果たし、橙色の瞳を持つようになる。
最終決戦ではメタルスパワードコンボイをアークに戻すための時間稼ぎとして、戦艦ネメシスに単身立ち向かい、先述のハイヤーもこの際に発言。最終的にはフュージョンカノンに耐えられずに戦死。日本版アイキャッチでは「出番これだけ!?」と愚痴っていた。
メタ的には作中最強戦士ゆえに最終決戦での退場はやむを得ないという事情があり、もしも生存していたら、コンボイと合流し、共にネメシス内に赴き、サイバトロンシャトルによる特攻を必要とせずにメガトロンに勝っていたであろう。
漫画版
第6話・最終回に登場。
亡きエアラザーのスパークが自身の中にあることに気づいたタイガトロンが2人のスパークを合わせたことでタイガトロンが進化して誕生。
ゾンビ軍団を一掃していき、コンボイがメガトロンとの最終決戦を制した後、この戦いで死んでいったトランスフォーマーたちの魂を連れて、魂の楽園マトリクスに旅立った。
本作のエアラザー同様にロボットモードでは人間の顔を有しており、中性的なイメージで性別ははっきりとはしなかったがコンボイに別れを告げた際にはエアラザーを思わせる喋り方をしたことから女性である可能性が高い。