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シラスウオの編集履歴

2023-11-08 14:50:44 バージョン

シラスウオ

しらすうお

スズキ目ハゼ科(またはシラスウオ科)シラスウオ属の海水魚

概要

和名シラスウオ
英名Schindler's fish
学名Schindleria praematura
分類スズキ目(またはハゼ目) ハゼ亜目 ハゼ科 ハゼ亜科 シラスウオ属
体長2~2.5cm
分布域紅海インド洋太平洋の熱帯・亜熱帯域、日本(和歌山県以南の太平洋沿岸)

スズキ目ハゼ科シラスウオ属の海水魚

名前が紛らわしいが、シラス(カタクチイワシの稚魚)、シラウオシロウオとは別種である。

以前は独自のシラスウオ亜目シラスウオ科とされていたが、現在はハゼ科とされている。

同じくハゼ仲間のシロウオとの類縁関係は遠い。

この仲間は総じて極めて小型で、シラスウオ属の一種であるスタウト・インファントフィッシュドワーフフェアリーミノーコビトゴマハゼなどと共に、世界最小級の魚類とされる。

シラスウオ類の記載種はシラスウオ、スタウト・インファントフィッシュ、Schindleria pietschmanni𝑆𝑐ℎ𝑖𝑛𝑑𝑙𝑒𝑟𝑖𝑎 𝑒𝑑𝑒𝑛𝑡𝑎𝑡𝑎Schindleria qizmaなど極小数だが、数多くの隠蔽種が存在する事が知られ、琉球列島だけでも20種以上が生息するそうだ。

傷がつきやすく、捕獲してもすぐに死んでしまう。

形態

しらすの様な細長く透明な体が特徴。

尾鰭につながる最後の脊椎骨が長く、その脊椎骨とその前の脊椎骨の接合部分が膨らみ、オスの生殖突起は大きい。

骨や内臓が透けて見え、歯や鱗、腹ビレが無く、体長も極めて小型。

これは幼形成熟(ネオテニー)と考えられている。

生態

暖かく浅い海のサンゴ礁に生息し、一生をサンゴ礁の中で完結すると考えられているが海流分散を行う可能性も指摘されている。

漁港に現れる事もある。

夜行性で、昼間はサンゴ礁の下の方や礫底の中に潜み、夜に泳ぎでて、水中を漂いながらプランクトンを捕食する。

卵から孵化して平均37日で成熟し、これは脊椎動物の中で最も早い。

寿命は約2ヶ月。

関連タグ

しらす シラウオ シロウオ

海水魚 ハゼ(魚)


The Fish (Schindleria Praematurus):シラスウオの学名をひたすら連呼する謎の歌。

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