双子葉植物綱ナス目ナス科に属する植物。古くから薬草として用いられた一方、魔術や錬金術の原料としても登場する。根茎が幾枝にも分かれ、時としてそれが人に似た形になる事がある。
幻覚、幻聴を伴い時には死に至る神経毒が根に含まれる。
仏法典に出てくる「曼荼羅華」やチョウセンアサガオ(マンダラゲ)としばしば混同されるが、全くの別物。また、アメリカやカナダでMandrakeといえばMay Apple(ポドヒルム)を指し、これもまた全く別属別種の薬用植物である。
人のように動き引き抜くと悲鳴を上げて、まともに聞いた人間は発狂して死んでしまうという伝説がある。 →詳しくはマンドラゴラの項を参照の事