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天高く馬肥ゆる秋の編集履歴

2023-11-12 18:51:59 バージョン

天高く馬肥ゆる秋

てんたかくうまこゆるあき

天高く馬肥ゆる秋とは、故事成語のひとつ。

概要

秋は空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなるほど過ごしやすい季節だという意味。現在は秋の過ごしやすさを表現する言葉。「天高くして馬肥ゆる秋」「天高く馬肥ゆ」ともいう。


一方で秋開催競馬の実況中継によく使われている。


由来

唐の詩人・杜審言が前漢時代のことを書いた詩の一節「雲浄くして妖星落ち 秋高くして塞馬肥ゆ」に基づいており、前漢の将軍である趙充国が言ったとされている。


前漢時代の中国では、北方の騎馬民族の匈奴が収穫の秋になると略奪にやってきたので、前漢の趙充国はそれを見抜き、「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、今年もその季節がやってきた」と、警戒の意味を示していた。しかし匈奴が滅びた後は、現在の意味で使われるようになった。

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