つくしあきひと
つくしあきひと
概要
日本のイラストレーター、漫画家。
Pixivアカウントも存在し、稀にそこに自作絵を投稿する絵師でもある。絵本のようにやわらかいタッチと細かな描きこみを両立した、さながら外国の絵本のような幻想的な絵柄が特徴。
Twitterでは、自身の作品に関するツイートやファンアートもよくチェックしている。
鮮やかな色使いを特徴とするが、本人は専門学校に通っていた頃に色覚異常(色弱)だとわかったと公表している。このため、カラー作品はほぼすべてデジタルで作成しており、ソフトが表示する色番号を元に彩色しているとのこと。
癖の強い画風から、Pixivに投稿するのは自作品のファンアートか、あるいはオリジナル作品が大半。公開しているオリジナル漫画『スターストリングスより』もそのひとつである。
氏そのものはまごうことなき人格者だが、『メイドインアビス』に登場する強烈にも程がある個性のキャラクターの生みの親であること、そして同作の端々から感じられる度し難い性癖ゆえ、一部のファンからは畏怖の念を込めて「つくし卿」と呼ばれている。
経歴
本名および旧名義は鈴木茂也。とくさ一味という名義を使っている作品もある。
東京デザイン専門学校を経て、2000年にゲーム制作会社であるKONAMIに入社。当時はデザイナーとして勤務し、モーションデザインやインターフェースデザインなどを手がけていた。
KONAMI時代の代表作として、『おとぎ銃士赤ずきん』、『エレビッツ』シリーズのキャラクターデザインなどがある。
2010年の退社後はフリーのイラストレーターとして活動する傍ら、漫画も本格的に描くようになり、2012年からWEBコミックガンマ(旧まんがライフWIN+)で、『メイドインアビス』の連載を開始。同作は2度のテレビアニメ化と劇場版が制作される代表作となっている。
