概要
全世界の各国に存在する政府の更に上に位置する組織として、世界全体を統治する巨大な政府のことである。
かつて「人種・言語などの差を乗り越えた世界平和・人類平等のためには全ての国家を統合した世界国家を建設すべきである」という考えから主張され、アルベルト・アインシュタインが晩年に国連総会に送った手紙の中でその樹立を強く主張していたことで知られる。
現状ではまだ構想のみしか存在しない政府であり、それに近い組織として第一次世界大戦後に作られた国際連盟および、第二次世界大戦後に後身組織として作られた現在の国際連合(国連)が存在するが、機能が限定されているため世界政府と言えるほどの組織ではなく、これまでの人類の歴史上、まだ世界政府は一度も実現されたことがない。