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魈空の編集履歴

2023-12-23 22:46:07 バージョン

魈空

しょうそら

原神の登場する空(男主人公)と魈の腐向けカップリング。

原神の登場する(男主人公)との腐向けカップリング。



関連イラスト

まとめXiaoAethersuki!
センシティブな作品


関連タグ

原神

空(原神)

魈(原神)


概要

原神に登場するキャラクター、魈と空の非公式カップリングタグ。


期間限定のイベントストーリーでも、魈が主人公に積極的ではないにしろ絡みに行っている様子が見られ、旅人への好感度はそこそこあることが伺える。


ゲーム内、Twitterの公式アカウント、書籍などで魈と旅人が関わっている部分を抜粋して記載しています。

他言語などの情報も含み、魔人任務、イベントストーリー、魈および他キャラクターの伝説任務、キャラクターについて多大なネタバレをしていますので、閲覧の際はご注意ください。


魔神任務


魔神任務第一章第一幕『浮世浮生千岩間』


 旅人と魈の出会いは、璃月魔神任務第一章第一幕『浮世浮生千岩間』の望舒旅館にて。

 この旅人と魈の出会いのシーンで流れていた曲は『シロガネヨシの如く』。望舒旅館の露台でこの曲が流れるのは二人の出会いのシーンだけであり、通常は望舒旅館のOSTが流れている。この曲の英名は『Lovers’ Oath』であり、直訳すると『恋人たちの誓い』である。また、『鏡花聴世』という演奏イベントで魈と一緒に演奏できる曲もこの『シロガネヨシの如く』であり、このイベントの時のみ『独登西楼』と曲名が変わっている。ちなみにこの楽曲の中国語名は『蒲苇如丝』であり、中国の叙事詩『孔雀东南飞』に出てくる一文である。海外のFandom wikiによれば「蒲苇如丝」は中国の慣用句で、「愛が永遠に続く」という意味であるとのことである。2022〜23年に開催された原神Symphonyでは、璃月パートのラストに演奏されている。

 碌に会話をせずに消えてしまいそうになる魈を引き留めるために、旅人は自作の満足サラダと言笑が作った杏仁豆腐を魈に贈り、なんとか事情を説明することができるのだった。



魔神任務第一章第三幕『迫る客星』

 璃月編クライマックス、渦の魔神オセルとの闘いで、旅人達が戦っていたフィールドが、オセルの攻撃により崩れてしまう。逃げ切ることができずに転落してしまった旅人を颯爽と魈が助け、安全な場所に移動する。魈は気をつけろ、と言ったのちに、自分の肩に回されていた旅人の手を握りなおした。



魔神任務間章第二幕『険路怪跡』

 層岩巨淵の調査のためにそこに赴いた旅人とパイモンだが、道中で会った煙緋、夜蘭、荒瀧一斗、忍と共に未知の力によって層岩巨淵の地下に閉じ込められてしまう。そこで魈に遭遇した一行は共に行動することを持ちかけるが、人探しをしていることを理由に断られてしまう。

 その後、どうにも出口が見つからず手の打ちようがなくなってしまった旅人は、月逐い祭の時のように魈を呼んでみるのだが、魈が旅人の前に現れることはなかった。魈に声が届かないような場所にいることへの懸念を抱く旅人。

 その後、別空間にいる魈となんとか会話をすることに成功した煙緋と旅人。二人は魈にこちらに合流してほしい旨を伝えるも、夜叉の穢れは人間にとって有害だと拒否される。煙緋一行が危険に遭遇したと伝えても尚、共に行動することを拒否していた魈だが、煙緋が「先ほども、旅人が罠に掛かって、危険な部屋に入ってしまった…」と伝えた途端、「どうやって合流する?」と合流することを承諾し、瞬く間に旅人の前に姿を現した。現れた魈は満身創痍だったが、旅人を見て「これでお互いを見失わずに済む。」と言った。

 夜蘭と魈が言い争ったあと、煙緋は旅人に「その…お前は魈と仲が良いのだろう?」と声をかけ、魈に対して言い過ぎた夜蘭の代わりに謝罪している。ちなみにこの「仲が良い」は、英語版では"pretty close"となっており、「とても仲が良い」という表現になっている。

 この後のストーリーでも、旅人がずっと魈を気にかけている描写が続く。

 層岩巨淵の地下から抜け出せた後、煙緋、忍、一斗は食事に行くことにし、パイモンは一緒に行きたがるが、「俺たちにはまだやり残したことがある」と旅人に止められる。パイモンと旅人が話す向こうには魈の背中が見えており、その背中をちらりと見たパイモンは、旅人が魈と話をしたいことを悟って渋々残ることを承諾する。さらに夜蘭と話したあと、旅人が「…もう大丈夫」と声をかけると魈は「我が待っていることに気付いていたのか?」と答えており、魈も旅人と話をしたくて待っていたことがわかる。そして魈は「行きたいところがある。時間があるのなら、一緒に来るか」と、「夜叉に関するところ」へと旅人を誘う。魈と旅人とパイモンは銅雀の奉られる寺の近くで会話をするのだが、魈曰く「お前と話す時は、あまり隠さずに済む。」とのこと。魈が己の天命を旅人に伝えた際、旅人はそれを自分が聞いていいものなのかと聞くが、鍾離が旅人のことを「見届ける者」と称していたことから、世の中のことは旅人と語るべきだと判断したようだ。



伝説任務(ネタバレあり)


魈の伝説任務(金翼鵬王の章)

元々夜叉の一人であった銅雀の魂と会話をすることになる。そこで二人は銅雀に「君たちから彼の気配を感じてね…それと、その濃い『業障』の気配も…」と言われる。


白朮伝説任務(懸壺の章)

相談出来る仙人を探す白朮達に、「1人いるかも」と言う旅人。喜ぶ白朮達を横目に、「うっ…誰のことを言っているのか大体予想できたから、今回おいらは見てるだけにしておくぞ…」とパイモン。旅人が魈、と呼びかけると、魈が瞬く間に現れる。一通り相談に乗った後、「またいずれ」と姿を消す。

その後に訪れる秘境の近くの崖の上に魈の姿があり、話しかけることが出来る。旅人たちが訪れることを予想し、いざという時のために見守ってくれていたようだ。



デイリー任務


招かれざる客

この任務では、望舒旅館の支配人である淮安から、魔物退治を依頼される。しかし現場へ行ってみると、すでに魔物は退治されていた。倒れているヒルチャールを観察すると、淮安に報告する、と出てくるのだが、そこで旅館に戻らずに周囲を探すと魈に会うことができる。話しかけると、「このあたりは安全じゃない。お前は…」と言いかける魈に、旅人は「気をつけるよ」と答える。旅館に戻って淮安に話しかけると、魈が魔物を倒したことに驚く支配人の台詞を見ることができ、報酬をもらって任務終了である。



イベント


①2021海灯祭


 旅人はヴェル・ゴレットに海灯祭に魈を誘うことをお願いされる。ヴェル・ゴレット曰く、魈と旅人たちは仲がいいとのこと。しかし、旅人とパイモンは一人でいることを好む魈のことを考えその願いを断った。

 海灯祭で怪しい者を見つけた旅人とパイモンは、その捜査の途中で璃月港にいる魈に遭遇する。旅人は魈から、妖魔を退治するのは魈の役目、凡人のトラブルを解決するのは旅人の役目なのだからそういう自覚を持て、と言われる。その後、魈に怪しい輩が残した暗号の答えを求められた旅人は、その答え探しの過程で宝盗団に詰め寄られてしまうのだがそこに魈が颯爽と現れ、その場を収めた。

 宝盗団との会話の後、旅人は「次に会う場所は… 明霄の灯が見える場所がいい。」と遠回しに魈を海灯祭に誘う。魈は「…人の多いところは好きではない。この時期は特にだ。事が済んだら、お前…望舒旅館に来てくれ。明霄の灯は望舒旅館からでも見える。」と言って去ってしまった。

 後日、望舒旅館にいる魈に会いに行った旅人だが、明霄の灯を見に行く誘いは断られてしまう。それでもめげずに望舒旅館に海灯祭を持ってくるという准安のアイディアを採用した旅人とパイモンは、魈を望舒旅館に呼び出した。

 並べられたご馳走様や霄灯を見て、「なんのために、こんなことをした?」という魈の問いに旅人は「魈にも海灯祭に参加してほしかった。」と返す。それに対し魈は「…そうなのか?人の心を理解するのは難しいな。」と言った。その後全員でのんびりした食事の時を過ごした一行だが、明霄の灯を見に行こうとした旅人とパイモンに、やはり魈は興味ないと誘いを断る。「じゃあ、せめて近くまで送って。」と旅人が言い、魈はそれを渋々承諾した。

 最後の最後まで粘った旅人とパイモンだが、結果魈と海灯祭を見に行くことは叶わなかった。しかしこのシーンでは、自分とは違う、温かな存在の中にいるのが辛いという、魈が人の多い場所を避けたがる理由の一つを聞くことができる。最後に魈は「もういい。灯りを見に行け。だが気を付けろ。何か危険な目に遭った時は…我の名を呼べ。」と言い、旅人の「場内にいなくてもすぐ来れるの?」という問いには「必ず駆けつける。お前でも、この璃月でも、全ての灯り、そして平和を祈る全ての願いは、我に届くのだから。」と答える。




②月逐い祭


 月逐い祭で香菱、刻晴とともに各所を訪ねていた旅人一行は望舒旅館を訪れる。言笑のところへ行くと、オーナーが魈は旅人が作った満足サラダをかなり気に入っていると言っていた、と述べた。杏仁豆腐以外あまり口にしない魈が旅人の作る満足サラダは気に入っているとのことで、旅人はレシピを言笑に教えることになる。

 また、香菱が大会のために薄味が好きな人を探していた一場面にて、旅人は「杏仁豆腐の…」と魈のことを挙げる。名を呼べば駆けつけると言っていた魈を城内のはずれで呼ぶことになり、初めにパイモンが魈の名前を大きな声で2回叫ぶが、一向に魈が来ることはなかった。その時パイモンは、「うぅ、オイラたちとじゃなくて…こいつとだけ約束したのかも…」と言い、それに対し旅人は「俺と約束した」と一言。その後、「魈、いる?」と旅人の呼びかけに、0.38秒で魈が現れた。 香菱が料理の意見を聞きたいと魈に頼み、後押しするように旅人が魈にお願いすると、魈は「お前の願いであるなら…よかろう。」と旅人を見て言ったのだった。 一通り香菱の料理を食べて感想を述べ、去ろうとする魈に旅人がお礼を言うと、「ふっ、またいずれ」と微笑んで魈は姿を消した。





③2022海灯祭


 佳節を迎える璃月で、璃月七星を代表して刻晴が仙人へ贈り物を届けたいといい、その仲介役として旅人と空が仙人のもとへそれぞれ回ることになる。

留雲借風真君に無事贈り物を渡し、甘雨(原神)と申鶴も交え談笑している中、旅人は「ところで魈がどこにいるか知ってる?」と尋ねた。情報は得られず、刻晴、パイモンと共に望舒旅館に向かうことになった。露台に着いたものの魈の姿は見えず落胆したのも束の間、魈が颯爽と現れた。

 この時旅人は、魈に一緒に花火を見ようと誘うが、「…騒がしい場所は我の好みではない」と断られてしまう。魈の「お前たちも、娯楽に興じる時は用心するがいい。危険に遭った時は…」という台詞に対して、旅人は「どうすればいいか知っている」と一言。すると魈は「ふっ、ならいい」と小さく笑い姿を消してしまうのだった。

 海灯祭中は銅雀のお寺付近に魈が立っており、そこでの会話で旅人が再度魈を花火に誘おうとする。魈は「我はここで十分だ。花火はどこでも見ることができる、それに我を訪ねたい者もここに来る。ここと城内に本質的な違いはない」と答える。

 また、旅人は鍾離から「魈は単独行動を好んでいるが、お前ほどの実力者からの誘いであれば拒まないだろう。彼に会ったら海灯祭を楽しむよう伝えてくれ」と言われる。


④西より届く香り


 このイベントでは璃月の料理を加工したものを塵歌壺内に配置したキャラクターに食べさせることができ、料理の好みによってキャラクターのセリフが変わる。好きなものを食べた際の魈は悪くないと微笑み、「ん?なぜ我をじっと見ている。」と腕を組む。旅人が魈の様子を見つめていたことが窺える。また、嫌いなものを食べさせた際も「次は別のものを作るといい。」と、次の機会があることを示してくれる。

これらのボイスは、キャラクターボイス内の「贈り物を受け取る・1・2・3」でそれぞれ聞くことが出来る。


⑤2023海灯祭


【1日目:この瑤琴を誰に聴かせよう】

 璃月にきていたフォンテーヌの音楽家ドヴォルザークの伝説の天女探しを手伝うために、旅人とパイモンと甘雨は3人で留雲借風真君に会いに奥蔵山へ向かう。が、あいにく彼女は留守だった。他の仙人を訪ねようと提案する甘雨に、パイモンが旅人に溺れたふりをしてもらったら誰か仙人が助けに来てくれるのではないかと案を出す。気乗りしないまま池を泳ぐ旅人。パイモンが「助けてくれ〜」と演技をすると、誰に助けられたのかもわからない程の速さで旅人は岸辺に抱き上げられた。目を開けると魈と申鶴がいた。予想外の事態にオロオロとパイモンが事情を説明し、旅人が無事であることと謝罪を告げると、「無事ならいい」と魈は背を向ける。「もう行くの?」という旅人の呼び掛けに、魈は探し人に心当たりがない旨を告げ、「それから…このようなやり方は気が気でない。次からはもう試すな」と背中越しに言葉を残して去る。


【3日目:陰日向】

 胡桃が新月軒で開く会食に向かう旅人とパイモン。会場に着くとそこには鍾離、香菱、重雲、行秋がいた。ホストの胡桃はもう1人のゲストを迎えにいっているという。

 しばらく談笑していると、胡桃が魈を連れて現れた。パイモン、旅人、魈はそれぞれ驚いた表情を見せる。「降魔大聖も、旅人と結構仲がいいんだって?」と聞く胡桃に、旅人は「古い付き合い」と答える。それなら隣にどうぞ、と胡桃に促され、並んで座ることになった魈と旅人。魈がこのような会に参加することは珍しいため、胡桃はどのようにして魈を誘ったのか、と旅人が尋ねると、「お前が考えているほど複雑なことではない」と事の経緯を説明する魈。招待には時間がかかった、と胡桃が言うと、魈はもしかして業障の影響を心配していたのではないか、と旅人が指摘する。胡桃もそれを考慮し、元素力のある人しか呼ばなかったのだと言う。

 一同が楽しく会食をしている中、魈の口数が少ないことを心配して声をかける旅人に、先日古い知人に会った事で、状態が落ち着いていると答える魈。古い友人?と尋ねる旅人に魈が答えようとすると、ウェンティが風と共に現れ、その友人がウェンティであったことを察する旅人と鍾離。ウェンティも会食に参加することになり、ますます場が盛り上がる中、旅人は黙っていた魈に突然声をかけ、外を散歩しようと誘う。パイモンに、すぐ帰ってくると言って2人で店外へ出る。

 大丈夫なのかとお互い尋ね合うと、魈は慣れない凡人との会食に戸惑った様子だった。仙人も酒を片手に集まることはあったが、会話ももっと直接的で、凡人のそれとは趣を異にしたものであったようだ。鍾離やウェンティのように凡人と打ち解けて馴染むことは、永遠にできない、と魈は言う。同じようにしなくても良いと旅人が言うと、「お前が言いそうなことだ」と魈は笑いをこぼした。魈は、これが自分にとっての普通であるので特に気にしていない、と告げた上で、「ゆえに、稀にお前と普通に接していることを思い出すと、どうにも…奇妙な感覚に陥る」と言う。それはいい意味なのか?と旅人が尋ねると、「ああ」と頷く魈。魈いわく、今夜の会食も断りづらいものだったが、会場に着く頃には心の準備ができていた、元素力のある友人しか招いていないから旅人がいることも感づいていた、とのことである。

 その後、鍾離の服は昔の魈の仲間であった夜叉が作ったことなどを話していると、香菱が現れる。料理が魈の口に合わなかったのではないかと心配する香菱に、そんなことはない、と魈は謝罪する。風輪両立で逃げるのは禁止だから、と言う旅人に慌てる魈。戻ろうとすると香菱はいつもお世話になってるお礼に2人のために作ってきた、という杏仁豆腐をくれる。

 室内に戻ると胡桃が、せっかくだから儀式をしよう、と言う。お香を焚く係の「一番身分の尊いお客さん」の推薦が魈に回ってくると即座に断り、「ここに皆と縁を持つものが1人いる」と旅人を推薦する。旅人はパイモンを推薦し、「我も旅人の選択に異論はない」と魈も同意する。

 宴が終わり外に出た一同。胡桃は香菱、重雲、行秋を送っていくから、と鍾離に後を任せる。帝君、と呼びかける魈に鍾離は「鍾離でいい」と答え、凡人である自分がむしろ「仙人」様と呼ぶべきだろう、と語る。旅人が「仙人様!」とふざけると、「なぜお前まで…」と焦る魈。「民衆にとって魈は親しみにくい存在であっても、旅人からすれば違う」と魈にアドバイスを残して、「お前たちの実力であれば俺の同伴など必要ないだろう」と鍾離は帰っていった。パイモンは会食の終わりを名残惜しみ、魈に一緒に璃月港を見て回るか、と誘う。しかし魈は「ここで過ごす時間は、我が想定していたものをとうに超えている。街の灯火も悪くはないが…そろそろ帰らねば」と帰る旨を告げる。2021年、2022年を経て、魈の心の変遷がこの台詞から感じ取れる。「世話になった」と礼を言う魈に、「毎回お礼を言わなくていい」と答える旅人。またいずれ、と言葉を残して魈は去る。

 ストーリーが終わった後、望舒旅館の露台に行くと魈と話をすることができる。言笑からも杏仁豆腐をもらったようで、「お前も食べてみるといい」と分けてくれる。香菱にアドバイスがあったら欲しいと言われていたものの、「我の舌はお前ほどではない。その違いは感じ取れないだろう」とのこと。また、「俗世の生活も、きっとそれぞれに違いがあるのだろうな。今後はもっと色々なことを語ってくれ。我も耳を傾けるとしよう」との言葉を聞くことができる。



⑥流れゆく水に詩を紡いで

2023/10/12~ 2023/10/30

イベントストーリーでの絡み有り



誕生日


 旅人の誕生日の魈のボイスでは、アオギリの葉で蝶を作ってくれる。余談だが、アオギリの花言葉は、秘めた意志、秘めた恋である。また、魈がいつもいる望舒旅館の露台に枝を伸ばす大木は、葉の形からアオギリなのではないかと推測される。


【2020】


公式Twitter

(https://twitter.com/Genshin_7/status/1250999096367706114)

「生辰?千年もの時が去って、とっくに忘れられたはず…

元々人間の風習だ、気にすることはない。

まあ…我とともに杏仁豆腐を食べに行くか?」


”My birthday? No-one has celebrated it in a thousand years, so how did you...

There is no need to fret. This was a human custom from the first.

But if you must... let us go and have a bowl of almond tofu.”

英語版の公式ツイートの文章からは、魈はかつて誕生日を祝われたことがない印象を受ける。



【2021】


手紙

「今日は時間を持て余していた故、晶蝶を捕まえていた。お前にやる…なんとなく、お前に…合うと思ってな。

しかし、気づけば…少々捕り過ぎていたようだ、気にするな。

我に会いたければ、我の名を呼べばいい。

…我は生誕の日や祝祭に興味などない。無論、人が往来する場所にも近づきたくない。

このように、お前がしばらくいてくれれば、それだけでいい。」


 この手紙の中国語版、英語版においては、「旅人の髪に飾ったら似合うのではないかと思った」という内容の一言も添えられていた。


公式Twitter

(https://twitter.com/genshin_7/status/1383268941376540681?s=21&t=HgjGbZ5VPkXBfTOQy4liVA)


「共に景色を眺めるのに……お前が選んだ場所はここか。

浮き沈む雲海、お前と景色を楽しむには申し分のない絶景だ、礼を言う。

なぜ仙法で山を登らないかだと?

こうやってお前とゆっくり歩くのも……悪くはないと思ったからだ。」



【2022】


手紙

「今日、一人で孤雲閣の岸辺を歩いていたとき、星螺をいくつか拾った。

奇妙なことに、星螺は言葉を伝えると聞く。耳に当ててみたが…何の言葉も聞こえず、空虚な風音が響くのみだった。

構わぬ。

邪崇の怨根、災禍の兆し…そして、お前の呼ぶ声。それさえ聞こえれば十分だ。

…暇があれば、教えてくれるか。星螺からお前が何を聞いたのかを。」


星螺は孤雲閣や瑤光の浜など、璃月の海辺で採集できる巻貝である。

孤雲閣のとある岸壁の頂上に登ると、そこから稲妻が見える。魈の誕生日は4月17日。2022年のこの頃、稲妻では光華容彩祭というイベントが行われており(Ver.2.6 4/7〜4/25)、そこには旅人が参加していた。

魈は一人孤雲閣から稲妻を眺め、そこにいるであろう旅人に思いを馳せたのかもしれない。


公式Twitter

https://twitter.com/genshin_7/status/1515540554506940418?s=21&t=HgjGbZ5VPkXBfTOQy4liVA

「葉がお前の襟元にかかっていた故、取った。

残しておきたいだと?うむ…

風と共に去りゆく物を残す必要などないのだが、なら…受け取れ。」


公式webイベント「留影敘佳期」

中国サーバー限定で行われた誕生日のウェブイベント。『お休み、璃月よ』のBGMと共に魈のミニキャラが登場し、

「你们来了。这曲调、让我想起一些往事。」

と魈の台詞が字幕で流れる。最後に、(あまり上手とは言えなそうな)笛を吹く旅人の元に魈が風のように現れるイラストが映される。

台詞の内容に関しては、翻訳アプリを用いた翻訳を意訳すると、「よく来た。この曲を聴くと、なんだか昔を思い出すな」といったところであろうか。



【2023】


手紙

「今日、削月のもとを訪れた。

すると我を見るや否や狼狽して、何か大事があったのかと聞いてきた。

…我はただお前に助言されたから、久しぶりに長らく会ってない旧友の顔を見に行っただけなのだが。

知っての通り、我は交際が得意ではない。それでもなんとか説明して、やっと疑問を解消できたと思ったら、あやつは次にこう言ってきた。「思い立ったが吉日。せっかくだから、留雲に夕餉の集いでも開いてもらうとしよう…」と。

昔の我なら断っていたかもしれない。だが、今は集まる理由や料理の味、場の雰囲気よりも…集まる人のほうが大事だと思っている。もしお前も来られるなら、たとえ簡単な食事でも味わい深くなるだろう。

余暇があれば、どうだ。」


「集まる人のほうが大事だと思っている。」の部分は、

中国語「我更在乎身旁的对象。」

英語”I think people by my side as more important.”

となっており、「自分の隣に誰が座っているか」がより大事だという文面である。


「もしお前も来られるなら、たとえ簡単な食事でも味わい深くなるだろう。」の部分も、

中国語「有你在、清心亦勝佳餚之香。」

英語”Having you around would make even Qingxin feel like a treat.”

となっており、「お前がそばにいれば、清心でも美食のように感じられるだろう。」という文面になっている。


公式Twitter

(https://twitter.com/Genshin_7/status/1647812138377830400?s=20)

「万物が芽吹くこの季節——荻花洲は観光客で溢れる。

きっとそれは、価値ある景色だからだろう。

だが同時に魔物も増える故、我は常に目を光らせている。

今日は不穏な気配を感じぬが、お前が来るのが見えた。

この杏仁豆腐を食したら、見回りに出るが…共に来るか?」


ミニキャラツイート

(https://twitter.com/Genshin_7/status/1647812136972828672?s=20)

「お前と共にいる時間が長くなって…いつしか、この日を期待するようになった。」

「贈り物は、大事に保管しておく。」


英語では”I’ll take care of your gift.”であり、保管するというよりは「大切にする」という意味合いになっている。


公式webイベント「留影敘佳期」

魈の居場所をヴェルゴレットに教えてもらったパイモンと旅人がその場所へ行くと、魈は草むらで寝ていた。彼のこんな姿は滅多に見ない、しばらく休ませてあげよう、と旅人。パイモンが璃月港での計画(おそらく魈のお誕生日祝い)について話そうとすると、「シー!魈には内緒だよ」と旅人に嗜められる。寝ているかと思われた魈も、実は起きていて寝ているふりをしている、という内容である。

最後に出てくるイラストでは旅人が寝ている魈に日除けの傘をさしてあげていたり、パイモンが旅人から魈へのプレゼントであろうと思われる璃月の宝飾品店「明星斎」の箱を持っていたりと、とても可愛らしいので、まだご覧になっていない魈空推しさんにはぜひ検索してみて頂きたい。


明星斎は数百年の歴史を持つ老舗のジュエリー店である。ジュエリーは予約のみ受け付けているが、その他販売中のものもある。名物は「琉璃新月」。若い男女の間で流行っており、毎月十枚しか売り出されない超レアアイテムである。それを手に入れることができたら、好きな人のハートを虜にできると言われているそうであり、旅人も興味を示していた。店頭に立っている星希に話しかけるとこれらの話を聞くことができる。


ボイス


魈空を感じられるボイスは主に以下である。

・おはよう…

・おやすみ…

・警告について…

・信頼について…

・海灯祭について…

・白朮について…

・申鶴について…

・魈を知る1、2、5

・誕生日

・突破した感想・結



 「白朮について…」では、旅人が魈の業障による苦痛を和らげるために薬を作ってもらおうとしている様子が見られる。残念ながら凡人の薬は仙人には効かないようだが、「気持ちはありがたいが」と素直に感謝し、珍しく声を上げて笑う魈の声を聴くことができる。

 魈を知る・5での魈曰く、旅人と魈の繋がりは過密になりすぎており、旅人が諦めたくとももう間に合わないらしい。それに対して旅人は考えたことないと一蹴。魈は我の戦いは止まらないが、お前のことはもっと知りたいと思っている、と応えた。

 申鶴のボイス、魈について…では魈が以前より肩の力が抜けているように感じたこと、魈がもしかするとよき理解者に出会うことができたのだろうと言っている。

ここのボイスの英語版では、よき理解者ではなく、someone specialと表現されている。




塵歌壺


①もうここには慣れた?

 この会話では、魈が旅人に対して「お前のために、我がこの浄土を守ろう。」と約束してくれる。


②一緒にお話ししない?

 この会話では、魈は凡人の付き合いとは面倒だと言いつつも、世間話に現を抜かしたりはしないが「相手が旅人ならばやぶさかではない」と答える。

 また、業障の影響について、「…お前と関係があるかは分からないが、最近は骨を蝕むほどの痛みにも耐えられるようになった。」と述べている。


③何かやりたいことはある?

 ここでは魈が旅人を璃月港に一緒に行こうと誘う。俗世から距離を置き、人の往来する場所には近づきたくないと言っていた魈が、旅人を理解したいがために璃月港に行くことを決意したのである。「それってつまり…魈は俺のために?」という旅人の問いに、魈は少し詰まりながらも「うん……お前を理解したい」と言った。 困難でも、この考えに至ってからは何もせずにはいられなくなった、とのことである。城内に行くことに緊張している魈を、旅人は「そばにいるよ」と安心させる。



④招待セット 薪と煙の厨房

 「手持ちの食材で、我の知っている味を作れるか?」と旅人に料理を頼む。


七聖召喚

Ver.3.7より、魈の七聖召喚カードが実装された。塵歌壺のような特殊な空間にキャラクターを招待して対戦するとカードをゲットすることができる。キャラクター選択画面の台詞や対戦前ボイスから、不慣れな七聖召喚も、魈は旅人となら楽しい時間が過ごせると感じていることがわかる。


友好対戦キャラクター選択画面

日本語

「我はこういった娯楽に興じることはあまりないが…お前がいるなら、いい退屈しのぎになるだろう。」

中国語

「我不常接触这类游艺、但有你在、应当会是不错的消遣。」

英語

“I’m not familiar with this game,but with you here, this should be worth the time spent.”


友好対戦前ボイス

日本語

「お前と二人だけならば、我は構わない…」

中国語

「只有你我二人在场的话、倒也无妨。」

英語

“Since we’re the only ones here,I guess we can go for a round.”




ホワイトデー


2023年3月14日

Twitterのホワイトデーイベントでは初の少年体型キャラクターのイラストとなった。可愛らしいハートのレースの包み紙も必見である。


https://twitter.com/genshin_7/status/1635491441312145408?s=46&t=364XfGfWhp5x__ei92i2rQ


ちなみに中国のweiboでは、「返せる物語はない」と「この菓子をやる」の間に「…」がある。


https://m.weibo.cn/status/4879162785663017?jumpfrom=weibocom


メディア


『B's-LOG』2021年7月号

MEN'S-LOGという記事の中で、男性キャラクターから旅人への一言が記載されている。

魈から旅人へは、凡人のことには興味がない、と言いつつ、「お前のことも降魔のことも、我に任せろ」というような一文が見られる。

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