東方緋想天
とうほうひそうてん
東方project第10.5弾となる作品で、2008年5月に頒布された。黄昏フロンティアとの共同作品の対戦格闘ゲーム。格ゲーとしての前作の萃夢想を踏襲しつつ、大幅にシステムの変更がなされた。
概要
正式なタイトルは「東方緋想天 ~ Scarlet Weather Rhapsody.」。
上海アリス幻樂団と黄昏フロンティアが共同で制作した東方Project第10.5弾にあたる作品である。
時系列としてはナンバリングが示すとおり、東方Project第10弾である「東方風神録」と第11弾の「東方地霊殿」の間である。
pixivのイラストにつけられるタグとしては、緋想天の方が一般的。
今作品において、ZUNは前作と同じく各キャラクターのシナリオ、新規キャラクターのデザイン、
新規キャラクターのテーマを含む新曲の制作と、作品全体の監修を行っている。
副題「Scarlet Weather Rhapsody」は「スカーレット・ウェザー・ラプソディー」と読む。
・Scarlet=緋色、深紅
・Weather=気象、天気
・Rhapsody=熱狂的な詩、狂詩曲
直訳すれば「緋天狂詩曲」か。
作中において緋想の剣が巻き起こす異変と、それを多角的な視点から描くこの作品そのものを指していると思われる。
システム
大まかな点は事実上の前作にあたる「東方萃夢想」を踏襲しつつも、大幅なシステムの変更が為されている。
特に大きな変更点は、
- 「天候」システム
- 「デッキ」の概念
- 「飛翔」、「回避結界」の追加
- 「霊力ゲージ」、「ガードブレイク」の仕様変更
詳しくは外部サイトにて各自確認されたし。