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エルクレスの編集履歴

2012-08-10 12:38:31 バージョン

エルクレス

えるくれす

エルクレスとは、「夢喰いメリー」のキャラクターである。CV:三宅健太

「さぁ、照時間(ショウタイム)だ!」

概要

現界の乗っ取りを画策した夢魔。二つ名は灯台(ファロス)。

人に取り憑くことで現界に行けることに最初に気付き、他の夢魔が現界に現れるようになった元凶。

黒い胴体に中世の騎士の甲冑のような姿をしている。現界に来ている夢魔を手当たり次第に自身の幻界に引きずり込み、自身の計画に賛同する場合は配下に加え、賛同しない場合は容赦なく殺害している。

エンギの姉、パティ・スリーピースを殺害した張本人であり彼女から仇とされる。


自身に賛同したランズボローノワール、そして幻界から無理やり連れ去り強制的に従わせたクリオネと共に計画の準備を進めていた。

また、直接エルクレス配下となっているわけではないが、彼の意思と同じ者たちが

メリー夢路たちの前に立ちはだかる事となる。


自身の夢魔としての庭の形は暗闇の広がる荒廃した街に、幾つもの不気味な装飾のされた灯台が立ち並んだようなおどろどおろしい場所。


口調として笑う際に「火火ッ(カカッ)!」 「発ッ発ッ(ハッハ)!」など炎に関した漢字を当て字に使う。

能力

自らが現界にいながら幻界にいる他の夢魔たちに向けて現界への道標として灯台の光を飛ばすことが出来る。

これによって夢魔たちが人間を器にして現界に行けることを知り、夢魔による人間の乗っ取りという物語における異変の始まりとなる。


そして何より、自分以外の夢魔の庭にいる際、その境界を破壊しそのまま自分の庭へと変貌させる力を持つ。本来、夢魔の世界に干渉できるのは「門番」であるメリーのみである為かなり特異な力。

第51話では夢路の持つ幻界同士を「繋げる力」もまたこのエルクレスの力を関係していることが判明したが、詳しいことに関してはまだ不明である。


器は夢路の幼馴染にして友人である秋柳貴照。しかし、他の夢魔が器の人間をすぐに支配するのに対し、

彼の場合は幾度も意識の支配と返還を繰り返すことで、人間の精神が二度と起きることのない完全な支配を行っていた。ただしこれにはかなりの時間が掛かるようで、

その期間は10年近くにも及び、夢路が貴照と初めて出会った中学の時から既にエルクレスは潜んでいたことになる。これにより気付く事のできなかった夢路に深いショックを与える。


戦闘においては巨大な戦斧を武器とし、エンギですらも圧倒する近接能力を見せ、また自分が殺害したパティの持っていた「漉座刀」という仕込み刀も所持していた。

右腕をライフルのような重火器に変形させることも出来、かなりの威力の砲撃も出来る。

(作中では自分の庭から幻界の境界の壁ごと破壊して撃ち抜いていた)

加えてエンギの渾身の奥義の直撃を喰らっても瞬時に回復するなどの驚異的な再生力も持つ。

さらに第47話においてはクリオネを幻界から無理やり現界へと移動させ、本人の意思とは関係なく秋柳瑞貴の身体を器にさせるなど、アニメ版に登場したミストルティンと似通った能力も見せた。


ちなみに自身の庭にいる時に戦闘態勢に入る際は頭から長い炎を吹き出し長髪のようになびかせる。

目的

当初から夢魔の仲間を集めて現界を侵略、支配することが目的と(彼に賛同した者たちからも)思われており、夢魔たちを現界へと招いていたのはその手駒集めの為とされてきたが、

本当の狙いは大量の夢魔を現界へと渡らせることで幻界と現界のバランスを崩壊させ、夢魔そのものが現実に実体化するよう世界の在り方を変貌させることだった。

これにより本来のメリーの庭であり幻界と現界を繋ぐ『門』に亀裂が生じ、それがそのままメリーへの深刻なダメージにも繋がった。


そして夢魔が、引いては自分が実体を持って具現化した際の本当の目的は只々単純な破壊と殺戮のみ。

現界の支配というのは全くの方便であり、自身が光と炎の夢魔であるからこそ人間も夢魔も無差別に“燃やし尽くす”という破壊そのものを最大の目的としていた事が第51話にて判明した。


                       夢も希望も俺のものだ

              他者の夢を喰らって 俺の炎(ゆめ)は燃え上がるのさ

関連イラスト

さぁ、「ショウタイム」だ!


関連タグ

夢喰いメリー エンギ・スリーピース

ランズボロー ノワール

秋柳貴照 夢捜歌クリオネ

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