声優:
中村幸介(タマ&フレンズ3丁目物語)
優希比呂(3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?[第2期]、タマ&フレンズ タマとふしぎな石像)
寺崎裕香(うちタマ?!)
概要
タマの飼い主で、3丁目小学校に通う小学3年生。近頃の子供らしくプラモデルが趣味で、サッカーなどで体を動かすことも得意。アニメ版ではナレーターと次回予告も担当している。
とても優しく面倒見のいい性格で、ご飯をはじめとして小まめにタマの面倒を見ており、とても大切にしている。タマと一緒に自転車に出かける姿は必見。また、フレンズともそれなりに見知った間柄のようで、特にタマのガールフレンドになったモモ通じて出会ったエミちゃんのことは女の子として気になっているらしい。とはいえ、常識的な考えのせいで、イケイケドンドンな性格のエミちゃんには振り回され気味。
一部の女の子からは密かに人気があるようで、実際にモテる一面もあるのだが、他のことに興味が向くため基本的に朴念仁である。
とはいえ、自分のこととなると少々おっちょこちょいなようで、新学期早々遅刻しかけたり、そのせいでうっかりタマをランドセルに入れたまま登校してしまったこともあった。また、一度なにかに集中するとどうしてもやめられないことがあるらしく、雨が降ってもサッカーを続けたせいで高熱を出して寝込んでしまう事もあった。
ネコになったたけしくん
そんなたけしくんなのだが、実は2回ほどネコになってしまったことがある。
一回目はアニメ一期のエピソード「たけしの初夢」にて。
このときの姿は黒髪おかっぱのようなハチワレ模様をした黒白の姿に変わっていた。最初は戸惑いながらも、タマにじゃれつかれたりして状況に振り回されていたが「宿題もやらなくって済むんだ!」と思いっきりはっちゃけて猫の一日を楽しんだ。
とはいえ、題名の通り正月の初夢だったので本当に起きた現象ではなかった。
ニ回目はアニメニ期「ようこそ!たけしくん」で。この回はタマ&フレンズ特有のほのぼのさがありつつも、全体的にオカルティックな雰囲気が織り交ぜられている。
前述の高熱で寝込んでいたときにウトウトしていると、いつの間にかネコになってタマたちが遊んでいる公園に来ていた。このときの姿は一回目のときとにていたが、黒い部分が青くなっており人間のときのイメージカラーに近いものになっている。
タマたちといっしょに公園でかくれんぼをしたり、学校で入っちゃいけない非常階段を登って感動したりなど、こちらでもかなりはっちゃけていた。とはいえ、みんなから一歩遅れがちなポチのことを気にかけてあげたり、自分の興味のあることを優先しがちなフレンズたちと違って、ネコになっても面倒見の良さもいかしていた。
タマたちの知られざる一面を知りつつネコの体を楽しんでいたが、コマが屋上の排水口に落ちて挟まってしまうアクシデントが。頭が柔らかくないせいで感情的な判断ができずタマたちから一歩遅れてしまったが、コマを助けるために排水口の中へダイブ。排水口が外に通じていたおかげでどうにか助かったが、たけしくんの姿はフレンズの中には見当たらなくなってしまっていた。
しかし、そこで我に返ったことで家に戻る。その時の不思議な体験を電話でエミちゃんに話そうとしたとき、どこでイタズラをしてきたのか、真っ黒けに汚れたタマが帰ってきていた。
「また遊ぼうな」
そう笑いかけるたけしくんの顔も、真っ黒に汚れてしまっていたのだった。