概要
「邪魔すんじゃねぇ……ムカつくんだよお前……」
「うるせえええ!! 俺は我慢なんてしたことはねえ! 奪うだけだァァ! 俺は何一つ悪くねえええ!!」
本名は大塚だが、あまりの毒性から百足塚というあだ名が付いている。
人物
容姿
身長は約190cm。赤髪で、耳にはピアスを開けている。右半身にタトゥーを入れている。また、赤いタンクトップと白いズボンを身にまとっている。
性格
天羽組のシマ荒らしとして登場したキャラクターの中では上位の下衆と言っても過言ではないほどの狂気の性格であり、警察署へ火を付けたり、20人を殺したり、女を見つけては攫おうとし、その被害を受けた女が攫われないよう止めに入った男を土で埋めて殺したりなどのもはや人間の皮を被った獣とでもいうべき存在である。
須永曰く脳の前頭前野が未発達とのことで、自分の欲望や感情を抑える働きが機能していない。
能力
観ての通り筋骨隆々の体格で銃で撃たれたり、車やブルドーザーに轢かれたくらいでは死なない驚異の打たれ強さと須永が血塗れになるほどの驚異的な腕っぷしを持つ。
ただし、頭は余り良くなく、「大男、総身に知恵は回りかね」を地で行く。
須永と互角以上に殴り合える戦闘力を有しているが、武闘派極道として本物の殺し合いを重ねた須永に対し、欲望の赴くままに組し易い相手を甚振ることが主だった百足塚では殺戮能力に根本的な違いがあるため、「実戦」では遠く及ばない。
経歴
須永とは彼が若手時代から殺し合いを繰り広げて来た因縁の間柄。
その当時から空龍街でも札付きのシマ荒らしとして警戒されていたが故に、ヒットマン役を担った須永に四度に渡り襲撃を受け、常人なら死亡不可避の苛烈な目に遭わされるも、全て生き延びて性懲りもなく舞い戻っており、そのしぶとさに須永も呆れている。
なお、回想シーンには無かったが、百足塚本人も須永に同じ回数の逆襲を仕掛けたらしく、須永がケロリとしていることにうんざりしたような様子を見せていたため、「おまえ生きてやがったのか」は二人が再会した際の決まり文句のようになっている様子。