コブダイ
こぶだい
日本近海に生息する奇妙な頭をした魚類の一種。
概要
別名：カンダイ。
英名：シープヘッドラス。
タイの仲間ではなく、スズキ目ベラ科に属する。本州沿岸や朝鮮半島、南シナ海の岩礁に生息。
体長1mほどの大型のベラの仲間で、雄は成長すると、その名の通り額と下顎が、大きな瘤のように張り出す。
ちなみにベラ類は性転換が出来、若い内はメスだが繁殖期になると、群れの中で１番大きなメスの個体がオスになる。
また子供のうちはやけに派手。
見た目が似ているナポレオンフィッシュとは同じベラ科だが、体色等で見分ける事が可能。
旬な食べ時は冬季で、この時期にあがったコブダイは脂が乗っていて甘みもあり非常に美味。
コブやアゴ等の脂の塊になっている箇所は、そのまま食べてもあまり美味しくないが、叩きやムニエルすると言った、一工夫加えればどの部位も無駄なく食べていける。
コブダイの仲間
- コブダイ(メイン画像)
- カリフォルニア・シープヘッド
