「私の名前はナゾナゾ博士。なんでも知っている不思議な博士さ」
「つらいときには、同じ思いを持ってる者が他にもいることを…」
「君達だけではないことを、思い出してほしい」
「きっと、元気がでるぞ」
「そう… 我々は力を合わせるのだ!」
「良き王が国を治めれば、たくさんの命が救われる… 医者では救えん命もたくさん生きる!!」
「まだまだキッドには、教えねばならんことがある… だから… 寝ててはいかんのだ…」
「キッドの暮らす国を幸せに…」
「ワシのかわいい孫の未来を…」
プロフィール
本名 | ハワード・フリードマン |
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誕生日 | 6月1日 |
年齢 | 67歳 |
血液型 | O型 |
身長 | 180cm |
趣味 | 読書、情報集め、旅 |
好きな食べ物 | 寿司、ポタージュスープ、チャーハン |
好きなタイプ | 楽しい子 |
国籍 | 不明(※注1) |
職業 | 元医者(※注2)→医療法人代表 |
CV | 納谷六朗(アニメ版)/山寺宏一(スマホゲーム「金色のガッシュベル!!永遠の絆の仲間たち」) |
(公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」から引用)
(※注1)公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック」に「不明」と記載されており、2024年1月現在でも公式情報として国籍は明かされていない。
一応、キッドと出会った場所(≒現在の居住地)はアメリカである可能性が高い。詳細は「余談」の項目を参照。
(※注2)公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック2」の39ページに記載されている。公式情報として現職は明かされておらず、ネット上で偶に書き込まれる「資産家」はあくまで読者の想像なので注意。
概要
100人の王候補の一人・キッドの本の持ち主。
ガッシュの味方となったメンバーの中では最年長であり、石版編・ファウード編において何度もガッシュ陣営を支えてくれた「今作における裏方代表」の一人。
人物像
容姿
ウェーブのかかった白髪に長い髭、右目のモノクル、そして頭頂部に黄色い「?」マークが付いた黒のシルクハットが特徴的(厳密に言えば、公式ファンブック「金色のガッシュ!!2」にて「?」マークの上部分はハットに付いているのではなく浮いているらしい。独自の超技術か何かを搭載しているのだろうか…?)。
上述の通り60代後半ながら身長も非常に高く、いつも背筋を伸ばして堂々と振る舞っているのもあり、謎めいていながらも頼もしい知識人といった印象を受ける。
服装は作中を通して変わらず、ストライプスーツの上に長袖ベストを着用し、膝下よりも長い大きなマントを羽織っている。
長袖ベストとシルクハットの色は原作カラーでは紺に近い青、カードゲームでは明るめの青、アニメでは黒。ストライプスーツの色は原作カラーとカードゲームでは白、アニメではグレーとなっている。
また、マントは原作カラーでは「紺色で裏地は灰がかった白」、カードゲームでは「明るい青色で裏地は紫」、アニメでは「黒色で裏地は紺」となっている。
性格
ナゾナゾ博士というだけに相当な博識であり、かつ行動力やコミュニケーションにも長けた明るい御仁。
作中では他者に知識を提供してサポートしたり、力を引き出すための助言をするシーンが多く、ある種の「導き手」とも呼べる立ち位置でもある人物。
ご高齢というのもあってか無邪気な子どもが好きなようで、登場回ではナオミちゃんや公園の子ども達に手品を披露したり、パートナーであるキッドを度々からかっては「ウ・ソ」と締めてキッドを愕然とさせる微笑ましいやり取りが多々見受けられる。
その他、「他者の潜在能力を引き出すため」「隙をつくるため」等の理由で、あえてミステリアスな言動を取ることもあり、単純な親切心だけでなく「駆け引き」という面でも他者とのコミュニケーションに優れている描写もある。
また、ただ他者へ助言し導くだけの人物ではなく、ナゾナゾ博士自身も決して悪に屈せず、自ら行動し続ける強い意志の持ち主。
「外伝 ナゾナゾ博士とキッドの光の旅」では、世界各地を巡ってもガッシュとティオ以外の仲間が一向にできず、キッドですら千年前の魔物達への抵抗を諦めかけていた時でさえ実直に調査を続け、千年前の魔物であるカマックに襲撃された際も、
「確かに今はつらい… だが、目先のつらさに負けて、たどりつくべき光を見失ってはいかん!!」
「ワシには… 光り輝くキッドの国しか見えておらん!!!」
「私の名前はナゾナゾ博士!! 我が魔物、キッドを魔界の王にすべく立ち上がった者!」
「千年前の魔物ごときに恐れを持つ程弱き者ではないわ!!!」
と啖呵を切り、キッドに勇気を与えた上で勝利したほど。
私生活
現在は何の職業に就いているのかは不明だが、住んでいる家の大きさや外観を見る限り相当なお金持ちである模様(あるいは既に隠居しており資産家なのかもしれないが、具体的な設定等が明かされていないため詳細は不明)。
現に後述のキッドとの出会いが描かれた回想シーンでは、まるで中世の城の如く大きな屋敷に住んでおり、部屋の壁一面に何段もの本棚がビッシリと敷き詰められた部屋の中で「?」マークの描かれた立派な椅子に座っていた。
他、「キッドと共に仲間を探して日本から南極に至るまで世界中を旅する」「ガッシュと清麿へ挨拶するためだけに超能力集団「MJ12」を率いて来日する」、「ウマゴンを通じて清麿にデボロ遺跡までの切符(日本から南アメリカまで)を手配している」等を踏まえても、やはり経済面に関しては相当な余裕があると見て間違いないだろう。
80歳になった「2」ではネバダ州最大の医療法人の代表を務める地元の名士として、本名で活動。
経営する病院の名前は「NAZONAZO MEDICAL CORPORATION」。
家族関係
作中では家族と共に暮らしている様子や、屋敷の外で顔を合わせている描写も無いが、ナゾナゾ博士と家族の関係性がどうなっているのかは不明となっている。
これに関して、ネット上では「孫の手術に失敗したことで、家族から絶縁を受けた」と書き込まれることもあるが、これはデマの可能性がある。詳しくは「余談」の項目を参照。
活躍
石版編においては、キッドとのコンビでガッシュペアと交戦。
清麿に術の秘密を示唆し、新たにラウザルクを覚醒させるという、まさに「導き手」と呼べる活躍を見せてくれた。
また、新呪文修得の際に強く大きな光を放ったガッシュ達に、ナゾナゾ博士自身も大きな可能性を感じていた。
人の心を操るゾフィスを王にさせない、孫同然の存在であり新たな生き甲斐をくれたキッドが生きる魔界の未来を良くあるものにさせるためにと、協力してくれる魔物達を集め、清麿達と戦いに挑む。
ベルギム・E・Oとの戦いで本が燃えてしまい、キッドが魔界に送還されていく中でも、戦いぬく彼の成長を感じ、自分は「今」のために知識を集めていたのだと悟る。
この戦いにおける回想にて、実は元医者であり、過去に自身の手術で孫を死なせてしまったという秘密が明かされた。
その後も大量の書物に触れて知識を蓄えてはいたが、その意味も見出せず孤独な日々を過ごしていた。そこへ訪れてきたキッドに孫の面影を感じ、彼に「踏み出してみよう」と誘われ戦いに参加する事を決めたとのこと。
最後にはキッドから共に楽しい時間を過ごしたことへの感謝を受け、新たに発現した「ミコルオ・マ・ゼガルガ」でベルギムのディオガ級呪文を打ち破り、勝利へ導いた。
キッドが魔界へ送還された後も清麿たちと行動を共にし、ゾフィス打倒に力を貸した。
その後の大きな戦いでも情報収集や敵の計画の場への移動手段確保、戦力への攻略法などの協力を積極的に行い、陰ながらガッシュ達の勝利に大きく貢献してくれた。
余談
キッドと出会った場所について
前述の通り国籍は不明なのだが、ガッシュ2にてアメリカネバダ州に在住していることが判明した。また本名もガッシュ2にて「ハワード・フリードマン」であることが明らかになった。
ネット上のデマ?
外部サイトにおいては「ナゾナゾ博士が孫の手術を失敗してしまった際、家族にも絶縁を受けた」と記載されていることもある。
だが、2024年1月時点では原作・アニメ版・公式ファンブックのいずれにもそのような描写・台詞・設定は確認できないため、デマ(あるいはナゾナゾ博士が独りで暮らしている描写から読者が膨らませた想像や妄想の類)の可能性がある。
現に作中では「自分の手術で孫を死なせてしまった」としか語られておらず、それに対する家族の態度や反応については一切語られていない。
もし正確な引用元を知っている方がいれば、追記していただきたい。
関連タグ
キッド(金色のガッシュ!!)……孫のように可愛く大切なパートナー。
ビッグ・ボイン……MJ12の一人。ガッシュカフェ特別編にて、実は意外な共通点を持っていたことが判明(詳細はビッグ・ボインの記事を参照)。
アポロ・ジェネシス/デュフォー……博士と同じく「パートナーの魔物が魔界に帰った後もガッシュ陣営のサポートをしてくれた」本の持ち主達。