“救いに来たんだよ、アエシュマ”
CV:下野紘
概要
2023年11月9日より「Netflix」で放送開始の令和版『悪魔くん』に登場する謎の存在。
巨大な赤い翼が生えた天使のような姿をした少年で、悪魔くんの幼少期に何かしらの関わりがあるらしい。
人物
第5話にて、殺人事件現場に遺されていた「悪魔の釘」と呼ばれる赤い釘を一郎が持ち帰り、それを憑代として召喚を行った際に召喚陣から出現した存在。天使のような姿をしているが、正体が何なのかは明示されていない。
一郎に対して幼馴染のような親密な態度を示し、一郎のことを「アエシュマ」の名で呼ぶ。
「悪魔の釘」を使って一郎をおびき寄せ、凶悪な事件現場を見せては楽しむような素振りをみせる。
遊び好きの無邪気な子供のように振る舞うが、人間を悪意によって翻弄し、悪魔の餌食とさせるような邪悪な言動が目立つ。相手を嘲笑うような意味深な発言も多い。
自身を「この世が生まれる前からの存在」と称しており、他の登場人物の台詞によると、物質界の理の外にいるなんらかの上位存在であると思われる。
物質のことを「光を閉じ込めておくための牢獄」と形容し、事あるごとに物質世界を蔑むような発言をする。肉体を捨てることは解放であり、喜ばしいことだと幼い一郎に吹き込み、魔界で鎖に繋がれた謎のガスマスクの女に釘を打ち込ませようとしていたところを、通りかかった真吾に阻止された。その際、一郎の手で目覚めたソロモンの笛の光によって一時的に退散した。
能力
その全容はかなり未知数。
第11話、第12話では見えない学校を襲撃し、一郎陣営と戦闘を繰り広げるが、封印不可能な強力な魔力を持ち、物理攻撃がほぼ効かない(悪魔を殺す効果を持つ「マレフィキアの聖水」を仕込んだ弾丸も無効)といったチートぶりを発揮した。
戦う際には羽毛で覆われた右手が巨大化し、変幻自在な武器となる。
自身の赤い羽は、相手にまとわりついて捕縛したり、触れた物質(建物、肉体問わず)を崩壊させる効果を持つ。